ボーズ株式会社(BOSE)は、55WERの技術を継承した小型スピーカー「33WER」を11月1日に発売する。価格は1本24,900円。シルバーモデルの「33WER-S」も同時に発売する。
33WERは、同社のペンシル型スピーカー「55WER」の低音再生構造を取り入れたという2ウェイ3スピーカー。S字状に折り曲げた長さ20cmのポートをエンクロージャに収納し、低音再生の効率を向上させている。さらに、ポートの入口と出口をフレア形状とし、風切音を軽減したという。 また、周波数特性や感度、指向性などを55WERから継承。55WERとの組み合わせも可能で、センタースピーカー用やリアスピーカー用として使用できる。
スピーカーユニットは、専用開発の57mm径ウーファ×2と57mm径ツイータ×1を搭載。ウーファは磁気回路の強化、耐入力特性、低域特性の改善を行ない、ツイータは磁気回路の軽量化と高域特性の改善を図っている。インピーダンスは6Ωで、許容入力は30W×2。指向特性は、円錐状に60度となっている。 外形寸法は、85×100×405mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.6kg(1本)。55WERに比べて高さが約3分の1になっており、「液晶テレビやプラズマディスプレイとの組み合わせにも最適」としている。外装はアルミ製。スピーカーケーブル、取り付けブラケット、ロゴバッジが付属する。 なお、55WER、33WERを組み合わせたホームシアターパッケージ3商品を11月1日に発売する。ラインナップは、55WER×5、33WER×1、専用サブウーファ×1の「AM-55」、55WER×2、33WER×3、専用サブウーファ×1の「AM-44」、33WER×5、専用サブウーファ×1の「AM-33」。それぞれにシルバーモデル(-S)が用意される。価格は、AM-55が32万円、AM-44が272,000円、AM-33が224,000円。
なお、AMシリーズ全品に付属する専用サブウーファ(専用ベースモジュール)は、定格出力240Wのアンプを内蔵したアクティブサブウーファ。33WER同様、エンクロージャ内に共鳴管を折り曲げて配置し、ウェーブガイド内部に16cm径のウーファを4本搭載している。約20kHzからの低音再生が可能。単体での発売予定はない。
□BOSEのホームページ (2002年9月18日) [orimoto@impress.co.jp] |
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