松下、クオーツ制御のDJ向けターンテーブル2モデル


SL-1200MK5G
11月1日発売

価格:オープンプライス

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SL-1200MK5
(左:シルバー/右:ブラック)
 松下電器産業株式会社は、DJ向けターンテーブル2モデルを11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は水平加重調整機構搭載の「SL-1200MK5G」が7万円前後、廉価モデル「SL-1200MK5」が5万円前後の見込み。

 なお「SL-1200MK5G」はブラック1色だが、「SL-1200MK5」にはカラーバリエーションとして、ブラック/シルバーの2色が用意されている。

 両機種とも'72年に最初の製品が発売された「SL-1200」シリーズで、ターンテーブルを回転子とした「一体構造D.D.モーター」を採用。これをクォーツ制御することで精度を保ち、ターンテーブル回転開始時から0.7秒(1/4回転、331/3rpm)で定速回転可能な立ち上がり速度を実現。また、ターンテーブルを回転子とした一体構造は「DJの酷使にも耐える設計」としている。

 堅牢性、耐久性の向上にために、キャビネット上部は高剛性アルミダイカストを、ボトムには一体構造のT.N.R.C.(Technics Non Resonance Compound)と、特殊重量級ゴムを使用。さらに、ターンテーブル自体にも裏面に制震ゴムを張り、スピーカーからの直接音圧や外部振動に対する防振も施されている。

 また、クラブなどの薄暗い中でも視認性を確保できるように、針先のスタイラスイルミネーションとして「SL-1200MK5G」には高輝度青色LEDを、「SL-1200MK5」は高輝度白色系LEDを搭載している。

 トーンアームは、軸受に独自の研磨方式による精密なピポットベアリングを使用した高感度設計。軸を一点で交差させるジンバルサスペンション方式で、水平/垂直初動感度7mgを実現した。

 さらに、SL-1200MK5Gには、S字型トーンアーム架台部に、DJ使用を重視した針飛びしにくいという、新開発の水平加重調整機構を搭載。また、クラブなどのプレイ現場を検証して材質などの改良で音質の改善が図られているほか、±8%/±16%の切り替え可能な交換式ピッチコントロールも装備している。

  SL-1200MK5 SL-1200MK5G
駆動方式 ダイレクトドライブ
制御方式 クオーツ制御
回転数 331/3/45rpm
回転数調整範囲 ±8% ±8/16%
SN比 78dB
アーム高さ調節範囲 6mm
針圧調節範囲 0~4.0g
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
453×353×162mm
重量 約11.7kg


□松下のホームページ
http://www.matsushita.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn020920-1/jn020920-1.html

(2002年9月20日)

[fujiwa-y@impress.co.jp]

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