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ケンウッド、独自オーディオフォーマット「KSF」対応のHDDカーナビ
~メモリースティック経由で転送


HDZ-2570iTS

10月中旬発売

標準価格:165,000円~250,000円

連絡先:カスタマーサポートセンター
 東京 Tel.03-3477-5335
 大阪 Tel.06-6394-8085


 株式会社ケンウッドは、独自圧縮フォーマット「KSF」に対応したHDDカーナビゲーションシステム3モデルを10月中旬より発売する。

 株式会社セコムのセキュリティサービス「ココセコム」に対応可能な「HDZ-2500シリーズ」2モデルと、独自のメカ機構「Zactionmecha」を搭載した1DN/TVモニタ一体型の「HDX-700」が用意される。HDZ-2500シリーズは7型TVモニタをセットにした「HDZ-2570iTS」が240,000円、本体のみの「HDZ-2500iS」が165,000円。HDX-700は250,000円。

 全モデル容量16GBのHDDを搭載した1DINサイズのカーナビゲーションシステム。全国13の政令指定都市をカバーした、航空写真地図(スカイクルーズビュー)や、距離にあわせて文字データの大きさを滑らかに変化させる「スケーラブルフォント表示」機能を搭載している。

 オーディオ面での特徴は、音楽データをHDDに転送し、再生できる「ミュージックセラー」機能などを搭載したこと。メモリースティックスロットを装備し、メモリースティック経由で、約2GBのHDDユーザー領域の中に、同社独自の音楽圧縮フォーマットKSF(Kenwood Sound Format)による音楽データを転送できる。約300曲のオーディオデータが保存可能だという。

 また、メモリースティックを介して、画像データをHDDに転送することも可能。デジタルカメラ画像を起動画面に設定したり、画像のスライドショー/サムネール表示も可能となっているほか、他のカーナビゲーションソフトなどの地点データ(POIファイル)をHDDに転送することもできる。

 新開発のカーナビ専用LSI「NAVIEM」の採用により、5ルート同時検索が1秒未満で行なえるなど、動作の高速化も図られている。また、HDX-700は、ケンウッド製のLX-BUS端子を装備したオーディオと接続可能で、オーディオの音量調整やソース切替などがモニター上で設定可能となる。

HDZ-2500iS HDX-700

□ケンウッドのホームページ
http://www.kenwood.com/j/
□ニュースリリース
http://www.kenwood.com/j/press/press20021001_2.html

(2002年10月1日)

[usuda@impress.co.jp]


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