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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本電気株式会社(NEC)の社内カンパニー、NECエレクトロンデバイスは、DVカメラ向け32bit RISC型シングルチップマイコン「V850E/SV2」を開発したと発表した。11月よりサンプル出荷を開始する。フラッシュEEPROM品のI2Cバスなし「μPD70F3166」と、I2Cバス内蔵の「MPD70F3166Y」を用意。サンプル価格はそれぞれ、3,500円、3,600円となっている。 また、2003年7月にはマスクROM品の生産も開始する。価格は1万個ロット時で、I2Cバスなしの「μPD703166」が1,600円、I2Cバス内蔵の「MPD703166Y」が1,700円。生産規模は、4品種合計2003年上期で月産10万個、2003年下期で30万個を予定している。 26chのタイマー、9chのシリアルインターフェイスなどを備えた32bit RISCマイコン。従来2つのチップが必要だったDVカメラのマイコン制御機能を1チップで実現している。DVカメラの駆動モータのソフトウェア・サーボ制御に向くという32bit多機能タイマも搭載。動作周波数は10~40.5MHz。消費電力は、PD703166、同Yが100mW、PD70F3166、同Yが150mW。 また、0.65mmピッチのプラスチックFBGA(ファインピッチ・ボール・グリッド・アレイ)方式を採用。サイズは14×14mm、1.13mm厚で、257本のピンを封止している。そのほか、オンチップデバッグ機能やバウンダリスキャン機能を搭載し、チップを実装した状態で実行できる。
□NECのホームページ (2002年10月7日) [orimoto@impress.co.jp]
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