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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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アルパイン株式会社は、「DDドライブシリーズ」の後継シリーズなど11機種の車載用スピーカーを発表した。内訳は、「DDリニアシリーズ」が7機種、「STEシリーズ」が4機種。発売は、フラッグシップモデルの「DLX-F170」が12月上旬、そのほかは10月中旬を予定している。
■ DDリニアシリーズ 2ギャップ/1ボイスコイル構造の採用により、振幅による駆動力への影響を排除したという2ウェイのトレードイン(カスタムフィット)スピーカー。「DDドライブシリーズ」の後継シリーズにあたり、17cm径、16cm径、10cm径を用意。それぞれにセパレート、コアキシャルをラインナップする。インピーダンスはすべて4Ωとなっている。 リニア駆動の実現に加え、ボイスコイルの短小化により、コイル重量とインダクタンスを大幅に低減している。これにより、トレードインタイプとしても十分なストロークを確保し、「クリアでスムーズな中高域再生が可能になった」としている。 コーンには、新開発のハイブリッドファイバ振動板を採用。3種類の素材を使用し、伝搬速度、剛性、内部損失、軽量化といった点で優れるという。さらに、天然ワニスを表面に塗布することで、力強く滑らかな音楽再生が可能になったとしている。また、細かいヒダを持つギャザードエッジとリニアストロークダンパーを採用。ねじれに強い構造を実現し、クリアでタイトなサウンドが楽しめるという。 フラッグシップのDLX-F176は、大型マグネットとアラミド素材を使用する17cm径のセパレートタイプ。ツイータにも逆ドーム型のHPシェルタイプを採用するなど、「高音質にこだわったテクノロジを投入した」という。再生周波数帯域は28Hz~100kHz。同じく17cm径には、セパレートのDLC-176A、コアキシャルのDLS-174Aをラインナップする。 16cm径モデルにはDLC-166A、DLS-164A(セパレート、コアキシャル)、10cm径モデルにはDLC-106A、DLS-104A(同)を用意している。
■ STEシリーズ トレードインタイプのコアキシャル2ウェイスピーカー。17cm径のSTE-173A、16cm径の163A、12cm径の123A、10cm径の103Aが発売される。 バランスドドーム、セラミックドームのユニット構成を採用。マグネットやボイスコイルを強化し、パワー伝達速度、中高域の再生に優れるという。コーンにも新デザインを採用している。
□アルパインのホームページ (2002年10月11日) [orimoto@impress.co.jp]
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