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ソニー、'90年発売のカーオーディオで発煙・発火のおそれ
―コンデンサの劣化が原因、無償点検・修理を実施


11月5日発表


 ソニーは5日、'90年12月から'93年2月にかけて発売したカーオーディオ「XR-777MkII」、「XR-757」の無償点検および無償修理を行なうと発表した。同社サイトや6日付の新聞などで告知を行ない、専用フリーダイヤルで個別に対応する。

 今回判明したのは、長年の使用により、該当機種で接続したスピーカーから音が出なくなったり、発煙、発火する可能性があるというもの。同社では設計上の不備としている。対象台数は約38,000台(国内のみ出荷)。

 具体的には、パワーアンプICの真上に配置されたコンデンサが、劣化、液漏れするおそれがあるという。この場合、漏れた液がコンデンサ真下のパターンと反応し、コンデンサ端子間の絶縁状態が低下、アンプ出力側に直流電流が発生する。この直流電流がスピーカーのボイスコイルに流れることで、ボイスコイルが断線。場合によってはスピーカーの発煙、発火にもつながる。

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http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200211/02-1105/

(2002年11月5日)

[orimoto@impress.co.jp]


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