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ビクター、PC用HDTVリアルタイムエンコーダボードを開発
--Inter BEEに技術展示


11月18日発表


 日本ビクター株式会社は18日、HDTV映像をMPEG-2ストリームにリアルタイム圧縮できる、PC用のHDTVリアルタームエンコーダボードを開発したと発表した。20日より幕張メッセで開幕するInter BEE 2002で同ボードの技術展示を行なう予定。

 従来専用機で行なっていた1080iのMPEG-2エンコードを、PCで可能にするためのPCIカード。パソコン用としては初としている。放送局でのサーバー蓄積用のほか、ポストプロダクションでの編集加工などの用途が想定されている。

 主要スペックは以下の通り。

PCインターフェース PCIローカルバス仕様(Rev2.0)
実行環境 Windows 2000
符号化プロファイル MPEG2MP@HL
対応解像度(水平×垂直) 1,920×1,080/59.94i、1,440×1,080/59.94i
1,280×1,080/59.94i、1,280×720/59.94p
符号化ビットレート8~40Mbps
入力フォーマット SMPTE292M
出力フォーマット DVB-ASI
消費電力18W
その他機能 シーンチェンジ検出、3:2プルダウン検出、
シームレスビットレート変更
シームレス水平解像度変更(1,080iのみ)
(上記以外のスペックについては検討中)

□日本ビクターのホームページ
http://www.jvc-victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.jvc-victor.co.jp/products/others/HDTV-PCI.html

(2002年11月19日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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