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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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スウェーデンのCoding Technologiesと松下電器産業株式会社、NECの3社は、2003年5月に規格化予定のオーディオ符号化技術「MPEG-4 AAC Plus SBR(aacPlus)」に比べて、より低演算量を実現したローパワーSBR方式を共同開発。10月のMPEG上海会議で、同方式がMPEGの最終委員会原案に採用されたと発表した。 5月に規格化予定のaacPlusは、MPEGのAAC(Advanced Audio Coding)と、Coding Technologiesによる再生帯域拡大技術SBR(Spectral Band Replication)を組み合わせたもので、従来のAACの約半分の情報量で、同等の音質を実現できる。今回発表されたローパワーSBRがMPEG-4規格に採用されることで、さらなる低消費電力化が実現できるという。 ローパワーSBR方式は、デコード処理を、従来のSBR方式より40%少ない演算量で実現可能で、48KbpsでCDクオリティの音質を実現できる。低消費電力が求められる携帯電話やモバイル機器などでの採用が期待されるとしている。 なお、ローパワーSBR技術に関するライセンス窓口はCoding Technologiesが担当する予定。 □Coding Technologiesのホームページ(英文) (2002年12月12日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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