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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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三菱電機株式会社は24日、16倍速DVD±R用の200mWレーザーを開発したと発表した。2003年6月よりサンプル出荷を行ない、2004年より量産を開始する。 新開発の200mWレーザーは、ピーク波長658nm(TYP)、662nm(MAX)の650nm帯赤色半導体レーザーで、DVD-R/RWや、DVD-RAM、DVD+R/+RWなど全ての記録型DVDに適合する。 現在主流となっている4倍速DVD±Rのレーザー出力は100mWだが、2003年に普及が見込まれている8倍速用レーザーは140mWに、2004年に予定されている16倍速用レーザーには200mWが必要となる見込み。 今回開発された製品は、こうしたロードマップにあわせて開発されたもので、半導体レーザーの光出射端面でレーザー光が吸収されないように改良した「端面窓構造」や、光導波路での光の損失を抑える実屈折率導波構造の実現する「リッジ構造」、「キンク特性(レーザーの光出力-動作電流特性における非直線性)の改善」などにより200mW出力を実現したという。 現在、同社では4倍速用の100mWレーザーを中心に月産70万個の生産を行なっているが、2003年4月からは8倍速用の140mWレーザーの生産を開始し、月産150万個体制に、2004年には、200mWレーザーの生産を開始し、月産200万個体制を実現していくという。 □三菱電機のホームページ (2002年12月25日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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