TI、DLP生産拡大のためアムコー・テクノロジーに一部生産委託 －量産によるコスト削減を期待

　米Texas Instruments(TI)は10日、DLPの生産拡大のためアムコー・テクノロジーへ一部生産を委託すると発表した。TIでは、「拡大するホーム・エンターテイメントと、ビジネス向けアプリケーションの双方で、DLP技術を搭載した製品の需要が急速に拡大していることに対応したもの」と説明している。

　今回の契約ではアムコー・テクノロジーに、台湾工場でのDMD素子の組み立ておよび、テストを委託する。なお、DMDウエハについては、引き続きTIの自社工場で製造される。アムコー・テクノロジーの最初のDMDは、すでに出荷が始まっており、今後新たな200mm製造プロセスに基づく全種類のDMDを組み立ておよびテストを行なう。

　今回の生産委託について、TIの副社長兼DLP事業部ゼネラル・マネージャ、ジョン・ヴァン・スコーター氏は、「DLP製品の量産におけるコスト削減に寄与することを期待するる」としている。

□日本TIのホームページ
(1月10日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.tij.co.jp/
□Texas Instrumentsのホームページ(英文)
(1月10日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.ti.com

(2003年1月10日)

[AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]

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