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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本パーソナルコンピューター株式会社(JPC)は、DVD-RAM、DVD-R/RW、CD-R/RWの記録に対応したSCSI接続のDVD Multiドライブを発表した。ラインナップは内蔵型の「JP-D501FB」と、外付型の「JP-D500S」の2機種。対応OSはどちらもWindows 98/Me/2000/XP。主に業務用を中心に販売し、OEM供給も予定している。 2月上旬から出荷を開始し、月販売目標1,000台、初年度1万台以上の販売を見込んでいる。価格はオープンプライスだが、予想価格は6~8万円程度の見込み。なお、店頭販売は予定されていないが、同社の直販サイト「ダイレクトin楽天」で個人向けにも販売される。 「JP-D501FB」と「JP-D500S」は、DVD-RAMに加え、DVD-R、DVD-RW、DVD-R、CD-RW、CD-Rの記録に対応したDVD Multiドライブ。なお、DVD-RAMはカートリッジタイプにも対応している。使用しているドライブは、松下電器産業製の「SW-9571」。
最大の特徴は、国内の同クラス製品で唯一SCSI接続に対応していること。インターフェイスは「Ultra SCSI (SCSI-3)」。書き込み速度はDVD-RAMが2倍速、DVD-Rが2倍速、DVD-RWが等速、CD-Rが12倍速、CD-RWが8倍速。株式会社アイセルと連携し、UNIX用のドライブとしても販売する予定。なお、Linux系OSも、別売の他社製のデバイスドライバを用いる事で対応を予定している。 企業向け製品のため、付属するソフトウェアはDVD-Rライティングソフト「RecordNow DX4」のみ。いずれの製品も、レンズクリーナを同梱する。なお、外付型の「JP-D500S」は縦置きにも対応しているが、その際に8cmディスクは使用できない。
製品発表会で挨拶に立った常務取締役 服部氏は「SCSI接続には長い実績で培われて来た信頼性がある」と述べ、現時点でSCSI接続のDVD Multiドライブを発売する意義をアピールした。 さらに、「新しい規格にはない高い安定性」、「UNIXやLinuxとの互換性」、「増設やリプレースの費用を最小限に抑えられる」などの利点を挙げ、「これらは企業が求めるニーズに合っており、独自の市場を構築できるだろう」(同)と、製品に対する意気込みを見せた。
なお、発表会の会場には同ドライブを採用した各社の製品が展示されていた。
□JPCのホームページ
(2003年1月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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