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ソニー、新バイオWを使った「ミニマル・ライフ」を提案
―ワンルームでもポジティブなライフスタイル


1月24日開催

 


 ソニーは24日、1月25日発売のバイオWを中心とした新しいライフスタイル「2003年 ミニマル・ライフ」の提案と展示を、原宿のBEAMSで行なった。

インテリアは「hhstyle.com」(株式会社インターオフィス)が担当。写真の赤い椅子は「NF-01R」というマッサージチェアで、価格は145,000円

 「ミニマル・ライフ」とは、「能動的に多くを持たない生活感」のこと。ソニーによると、「余計なモノ、興味のないモノには見向きもしない。でも、自分のこだわるモノはとことん突き詰める」という考えを持った若者が増えており、彼らは例え経済的な理由でワンルームに住むとしても、その環境を「ミニマル・ライフ」の実践ステージとしてポジティブに捉えているという。

 この「ミニマル・ライフ」について、BEAMS総合企画室クリエイティブディレクターの梶原由景氏は「モノが個性を語る時代ではない。溢れる情報の中から最低限のモノだけを選択できる知性に価値を見出す若者がいる」とした上で、こうした生活の中心には多機能でデザイン性の高い新バイオWが相応しいと述べた。

公開されたワンルームは2種類。PCやインテリアと共に、ファッションも同時に展示されていた バイオWのムーンホワイトモデルが置かれた部屋。ケーブルが少ないバイオWを使用することで、シンプルな部屋を構築できるという コスモブルーのバイオWと、ポータブルMD「MZ-E10」が置かれた部屋

 25日発売の「バイオW」は、15.3型ワイドTFT液晶ディスプレイを搭載したキーボード一体型PC。NetMDドライブを搭載した「PCV-W120」と、非搭載の「PCV-W110」をラインナップする。「Giga Pocket Ver.5.0」を使用し、テレビ番組の視聴や録画が可能。なお、リモコンも付属している。

 バイオWが「ミニマル・ライフ」のコアとなる理由について梶原氏は、「充実したAV機能は、PCの付加価値と言うより、オーディオ機器やテレビそのものを部屋から排除する理由になる」とし、シンプルなライフスタイルの中心としてのバイオWの魅力をアピールした。

会場にはバイオWを体験できるスペースも用意されていた。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「PCV-W120」が19万円前後、「PCV-W110」が17万円前後の見込み 「PCV-W120」は、本体左側にNet MDドライブを搭載している。CPUはCeleron 1.80GHz、メモリは256MB、HDD 60GB、DVD/CD-RWコンボドライブを内蔵する 展示は、原宿のBEAMSの店内で行なわれた

□ソニーのホームページ
(1月24日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.sony.co.jp/
□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/PCV-W120/
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(2003年1月24日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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