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ビクター、3型液晶モニタを搭載した縦型DVカメラ
-新開発光学16倍ズームも搭載


GR-DX95K

3月上旬発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:お客様ご相談センター
     Tel.03-5684-9311


 日本ビクター株式会社は、縦型のDVカメラ2製品を3月上旬より発売する。3型液晶モニターとSDメモリーカードスロットを備えた上位モデル「GR-DX95K」と、2.5型液晶モニタ搭載のベーシックモデル「GR-DX35K」の2製品が用意される。  両機種ともアクセサリーキットが付属し、店頭予想価格は「DX95K」が11万円前後、「DX35K」が10万円前後の見込み。

 「GR-DX95K」は、外形寸法55×96×102mm(幅×奥行き×高さ)、重量450g(本体のみ)/560g(撮影時)と、小型の縦型DVカメラ。縦型のコンパクト機としては、業界初の3型液晶(11.2万画素)を搭載している。

 レンズは、新開発の光学16倍ズームレンズ(F1.6~2.4)、CCDは1/6型68万画素(有効34万画素)。同社独自の「スーパーハイバンドカメラ回路」により、高画質化を実現したという。また、SDカードスロットを備えており、静止画記録やMPEG-4動画記録も可能。静止画の記録解像度は、1,024×768ドット/640×480ドットが選択できる。

 液晶モニタとファインダを収納すると、自動的に電源が切れる「クイックパワーオフ機能」や、電源ダイヤルを「撮影」の位置にしておくと、撮影に必要な機能がオートになる「フルオート撮影」機能など初心者向けの機能を充実させた。また、撮影したシーンの始めの画像をサムネイル化して、SDメモリーカードに保存、再生時にインデックス表示して頭出し再生が行なえる「DVナビ機能」や、暗い場所での撮影を可能にする「ナイトアイ」、静止画撮影用の「オートフラッシュ」なども搭載している。

GR-DX35K

 S映像やコンポジット、i.LINK端子のほか、USBを装備。パソコンに接続し、DVの再生画像をリアルタイムでMPEG-1動画に変換する「USB動画転送機能」も備えている。付属のアクセサリキットは、バッテリ「BN-V107-S」やACアダプタ、ワイヤレスリモコン、AVケーブル、レンズキャップ、パソコン接続キットなどが同梱されている。

 付属バッテリ利用時の撮影時間は、約1時間25分(ファインダ利用時)/約1時間5分(モニタ利用時)。消費電力は約3.4W(ファインダ利用時)/4.6W(モニタ利用時)。

 「GR-DX35K」は、「GR-DX95K」の液晶モニタを2.5型にし、SDカードスロットを省いた廉価モデル。DVナビ機能やオートフラッシュ機能が省かれており、外形寸法はGR-DX95Kと同じだが、重量は440g(本体のみ)/550g(撮影時)とやや軽くなっている。


□日本ビクターのホームページ
http://www.victor.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.victor.co.jp./press/2003/gr-dx95k.html

(2003年2月5日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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