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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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三洋電機株式会社は、AVアンプやホームシアター製品向けのClassDアンプ用ドライバモジュール「STK210-030」を2003年3月よりサンプル出荷開始する。サンプル価格は2,000円。量産開始は、2003年末を予定している。 従来のオーディオアンプでは、主にClassABアンプが使われている。しかし、電力利用率が悪く、供給電力の約3分の2が熱として放出されるため、ヒートシンクなど大きな放熱器が必要となり、アンプの小型化/高出力化が難しい。 ClassDアンプは、PWM(パルス幅変調)でパワー素子をスイッチングして、電力増幅されたPWM信号からローパスフィルタにより音楽信号のみを取り出す方式。パワー段での電力損失が少ないため、放熱器や機器の小型化が可能になるという。 「STK210-030」は、パワー素子の同時ONによる貫通電流を防ぐデッドタイム生成ブロックや、パワー素子を駆動するプリドライバ、パワーMOS-FET、ハイサイドMOS-FETを駆動するためのブートストラップ回路を1パッケージ化した。 本製品に、周辺部品のPWM信号を生成するモジュレータと、スイッチング信号からアナログ信号を取り出すローパスフィルタを追加するだけで、100W×2chのClassDアンプを実現できる。 絶縁金属基板技術(IMST)により小型化を実現。パッケージはSIP21で、サイズは67×25.5×9mm。シリーズ機種として50W×2ch/150W×2ch/200W×2ch/50W×3ch/100W×3chの製品も予定している。 □三洋電機のホームぺージ (2003年2月6日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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