ユーリード、MediaStudio用MICROMV対応アップデータ －カノープス製カードのエンコーダも利用可能に

　ユーリードシステムズ株式会社は、ビデオ編集ソフト「MediaStudio Pro 6.5 Platinum Editon」用のアップデータを公開した。ファイルサイズは3.6MB。

　今回公開されたアップデータは、MediaStudio Pro6.5 Platinum EditionのVideoEditorに新機能を追加するもので、β版となっている。追加された機能は以下の通り。

• カノープス製ハードウェアエンコーダ搭載カード(MTVシリーズ、DVStorm/DVStorm2用オプションStormEncoder)のMPEGエンコーダを、MediaStudioProのVideoEditorからのMPEG-2出力に利用できるようになる
• ソニー製MICROMVフォーマットのカムコーダとPCをi.LINKで接続し、テープ上に記録されているMPEG-2ファイル(12Mbps)をキャプチャできる

　カノープス製カードを利用する際は、チップの仕様により、解像度が720×480/352×480ドットに限られるほか、オーディオがMPEG-1オーディオレイヤー2のみに限定されるなどの制限がある。また、同プログラムをインストールするとNEC製MPEGエンコーダ/デコーダが使用できなくなるという。

　また、現在MICROMVからのバッチキャプチャには対応しないほか、「MICROMVのカウンターの数字をVideoCapture上で見ることができない」といった制限がある。

□ユーリードシステムズのホームページ
http://www.ulead.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.ulead.co.jp/tech/msp_ftp.htm
□製品情報
http://www.ulead.co.jp/msp/runme.htm

(2003年2月10日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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