メルコ、USB 2.0テレビキャプチャユニットのβ版ドライバ －バンドル版WinDVR3のアップデータも同時公開

　株式会社メルコは、USB 2.0対応テレビキャプチャユニット「Pcast MV」(PC-MV5/U2)用のβ版ドライバ(Ver.1.20β1)を公開した。対応OSはWindows 2000/XP。ファイルサイズは615KBとなっている。

Pcast MV

　Ver.1.20β1では、チューナ、外部入力それぞれの録音ボリュームの設定変更機能が追加された。ただし、この機能を使用するには、録画ソフトの「WinDVR3(バンドル版)」を「Build43.05」にアップデートする必要がある。バンドル版WinDVR3のアップデータは、Pcast MVのβ版ドライバと同日にインタービデオジャパンのサイトで公開された。

　そのほか、RF入力時に外部入力を行なうと再生映像が乱れる問題が修正され、「DVD画質設定」で作成したDVDビデオが、DVDプレーヤーで再生できない不具合が解消される。

　また、WinDVR3のセットアップで「TVタブ」のオーディオモード設定を「自動検出」にした場合、正しくOSD表示されない問題が、既知の制限事項として報告されている。

　なお、Pcast MVバンドル版「WinDVR3」のアップデータ(Build 43.05)を適用すると、録音ボリューム設定のほかに、以下の変更が行なわれる。ファイルサイズは9.7MB。

• プロファイル上のビットレート表示を1kbps=1,024bpsから、1kbps=1,000bps表示に修正
• コントロールパネル上の製品名および社名ロゴからのWebリンクをインタービデオジャパンに変更
• 再生中のボリューム変更の対象をマスターボリュームからWAVデバイスボリュームに修正
• 終了時に起動前のボリュームに戻らない不具合を修正
• 番組予約を分単位で継ぎ目なく行なうと、後者の番組開始の約3秒前でハングアップしてしまう不具合を修正。約5秒前に前者の予約を終了することで対処
• ビデオデッキからの映像が乱れる場合に使用する「VTR入力モード設定」を追加

(2003年2月14日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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