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デノン、SACD/DVDオーディオ対応のDVDプレーヤー
-「ピュア・プログレッシブ回路」などを搭載


4月中旬発売

標準価格:135,000円

連絡先:宣伝部
     Tel.03-3837-8915


 株式会社デノンは、SACDやDVDオーディオに対応したDVDプレーヤー「DVD-2900-N」を4月中旬より発売する。価格は135,000円。

 DVDビデオ/オーディオ、SACDに対応した同社初のユニバーサルプレーヤー。CD-R/RWやMP3 CDのほか、ピクチャーCDなどのJPEG表示にも対応する。

 映像面では、同社製DVDプレーヤーのフラッグシップモデルDVD-A1で搭載している「ピュア・プログレッシブ回路」を搭載。Silicon Image製プログレッシブコンバータを採用し、3-2プルダウンの高速検出、ピクセル単位での動画検出能力、フィルムソースとビデオソースの高速で正確な検知などが盛り込まれている。

 また、ノイズ成分を帯域外に追いやる「NSV(ノイズ・シェーピング・ビデオ)」や、不要帯域信号成分を遮断する「スーパーサブエイリアスフィルター」も搭載している。

 オーディオ回路は、全チャンネルに高精度D/Aコンバータを搭載し、S/N比やダイナミックレンジの向上を図った。S/N比は118dB(DVD/CD)、ダイナミックレンジは110dB。DVDオーディオ再生時に、デジタル信号出力や映像出力、パネル表示を止めて、アナログ音声出力のみを利用可能にする「ピュアダイレクトモード」も搭載している。

 また、マルチチャンネル出力時のスピーカーセットアップが可能で、スピーカーコンフィギュレーションや、ディレイタイム設定をテストトーンを聞きながら行なうことができる。また、SRSのバーチャルサラウンド技術「TruSurround」も装備している。NTSC/PALの両方式のディスクに対応する。

背面

 シャーシは、3層構造底板と、メカ部、基板部、電源部とそれぞれの相互干渉を避けるための3ボックス構造を採用し、防振設計を徹底。また、信号処理ブロックやビデオブロックごとに、独立した電源を使用。基板もオーディオ系、映像系、デジタル系、電源系を独立させ、相互干渉を排除したという。

 映像出力は、コンポーネント(RCA)に加えD2端子、S映像、コンポジットを各1系統装備。音声出力端子には、アナログ出力(フロント2系統、センター/サラウンド/サブウーファ各1系統)や、同軸デジタル、光デジタルを備えている。また、システムコントロール用のRS-232C端子も装備している。

 消費電力は24W、外形寸法は434×343×137mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.1kg。リモコンも付属する。


主な仕様
再生対応ディスクDVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、音楽CD、ビデオCD、CD-R/RW
ビデオDAC108MHz/12bit
音声SN比118dB(DVD/CD)
音声ダイナミックレンジ110dB
映像出力コンポーネント(RCA)、D2 端子、S映像、コンポジット
音声出力アナログ(フロント2ch、センター/サラウンド/サブウーファ各1系統)、同軸デジタル、光デジタル
消費電力24W
外形寸法434×343×137mm(幅×奥行き×高さ)
重量8.1kg

□デノンのホームページ
http://denon.jp/
□ニュースリリース
http://denon.jp/company/release/dvd2900.html
□関連記事
【2002年1月25日】デノン、DENON LINK初対応のDVDオーディオ/ビデオプレーヤー
―108MHz/14bit DACやAL 24 Processing Plusも採用
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020125/denon1.htm
【2002年11月1日】デノン、CD/SACD独立回路のマルチch SACDプレーヤー
―ピックアップ、出力端子も別構成
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021101/denon1.htm

(2003年2月17日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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