東芝、アナログBSチューナ搭載のDVD一体型VHSレコーダ －MP3、WMA、JPEGの再生にも対応

SD-B200

3月20日発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：映像ネットワーク事業部 　　　　　映像国内担当 　　　　　Tel.03-3257-6025

　株式会社東芝は、5倍モードやアナログBSチューナを搭載したDVD一体型Hi-Fi VHSビデオレコーダ「SD-B200」を3月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後と見られる。

　SD-B200は、DVDプレーヤーとHi-Fi VHSレコーダを一体化した複合機。2002年12月発売の「SD-V200」との違いは、アナログBSチューナを搭載したこと。そのほかの仕様は同等で、120分テープに10時間記録可能な5倍モード、470倍高速巻き戻し、録画延長機能などを搭載する。また、Gコード入力による録画が可能で、Gコード対応の液晶転送リモコンが付属する。

背面

　その他にも、過去に録画した番組の録画情報を一括表示し、希望の番組を選択することで予約録画に反映できる「録るナビ」、テープ内の番組情報を表示する「見るナビ」を装備する。

　また、録画予約時のミスやヘッドの目詰まりなどの問題が起こった場合は、画面に日本語のガイドメッセージ(ミスの理由と対処方法)を表示する。

　DVDプレーヤー部はCD-R/RWの再生も可能。CD-Rに記録したJPEGファイルやMP3ファイル、WMAファイルも再生できる。JPEG再生は、「キヤノン ハイパーフォト クイックCD」、「コダック ピクチャーCD」、「コニカカラーCD」、「フジカラーCD」、「ノーリツQSS CD」といったデジタルカメラ画像のCD書き込みサービスにも対応している。

　映像DAコンバータは27MHz/10bit。画質モードは「標準」、「明るい」、「ムービーモード1」、「ムービーモード2」、「アニメモード」の5つがプリセット済み。音質面では192kHz/24bitのDAコンバータを採用し、再生時には「標準」のほか、センターチャンネルを強調する「ムービーボイス」、2つのスピーカーだけで広がりと奥行きを実現するという「3D」の3種類を選択できる。

　入力端子は、コンポジット×2系統、アナログ音声×2系統。出力は、D1×1系統(DVD専用)、S1映像×1系統(DVD専用)、コンポジット×1系統、光デジタル音声×1系統、アナログ音声×2系統(うち1系統はDVD専用)を備える。外形寸法および重量は430×349.5×97mm(幅×奥行き×高さ)、5kg。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_03/pr_j0302.htm
□関連記事
【2002年11月7日】東芝、3次元DNR回路搭載のDVD一体型VHSデッキ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021107/toshiba.htm

(2003年3月3日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.