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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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シャープ株式会社は、180GB HDDを搭載したハイビジョンレコーダ「DV-HRD10」を3月15日より発売する。価格は23万円。 180GB HDDとDVD-R/RWレコーダ部から構成されるハイブリッドレコーダ。BS/110度CSデジタルチューナを内蔵しており、単体でデジタルハイビジョン放送の録画が行なえるのが特徴。 同社では、80GB HDDを搭載した「DV-HRD1」を昨年12月より販売しているが、「DV-HRD10」では、HDDを180GBに増量するなどの強化が図られた。HDD容量の増量により、ハイビジョン映像を最長16時間、アナログ放送を最長約258時間記録できるようになった。 HDD以外での大きな変更点は、ボディカラーの変更と、i.LINK(IEEE 1394)の接続機能を強化したこと。外部のD-VHSデッキなどとi.LINK接続して、デジタル放送の録画予約や再生操作が可能になったため、「DV-HRD10」を外部機器用のBS/110度CSデジタルチューナとして利用できる。 しかし、HDDに録画したハイビジョン放送や、DVDやCDの映像/音声をi.LINK端子から出力することはできない。なお、従来モデル「DV-HRD1」でも、3月末にi.LINK接続機能を強化したソフトウェアアップデートをダウンロードサービスを介して提供するという。 その他の仕様は、「DV-HRD1」とほぼ同等で、記録モードはデジタル放送用にHD、SDの2モード、アナログ放送/外部入力用に、高画質(FINE)/標準(SP)/2倍(LP)/3倍(EP)の4モードの計6モードが用意される。
「追いかけ再生」や「タイムシフト再生」、「同時録再」などが可能。デジタル放送ではEPG予約に、地上波ではGコード予約に対応しており、30番組までの録画予約が行なえる。 なお、デジタル放送をDVD-R/RWに直接記録することはできない。また、デジタル放送をDVDにダビング(等倍速)することもできるが、その場合は通常放送画質にダウンコンバートされる。DVD-RWへの記録時にはビデオモード、VRモードが選択できる。 DVDプレーヤーとしては、プログレッシブ再生に対応。2-3プルダウン方式や動き適応型補完方式をサポートしている。 また、本体にType2 PCカードスロットを装備し、デジタルカメラで撮影したJPEG画像などを再生できるほか、DVD-RWへのコピーも可能となっている。入力端子はS映像、コンポジット、音声をそれぞれ2系統、出力端子は、D4端子、S映像、コンポジット、光デジタル音声を1系統ずつ備えている。i.LINK端子×2(DV入力×1、MPEG-TS×1)も装備している。 外形寸法は「DV-HRD1」と同じ430×250×78mm(幅×奥行き×高さ)だが、重量は約5.6kgと300g軽くなっている。消費電力は45W(待機時1W)。 □シャープのホームページ (2003年3月6日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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