シャープ、DV入出力を備えたDVDレコーダとVHSの一体型

DV-RW100

3月14日発売 標準価格：オープンプライス 連絡先：お客様相談センター 　　　　　Tel.06-6621-4649(西日本) 　　　　　Tel.043-297-4649(東日本)

　シャープ株式会社は、DVD-R/RWドライブとHi-Fi VHSビデオプレーヤーを一体化した「DV-RW100」を3月14日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は9万円前後になる見込み。

　DV-RW100は、DVDレコーダとVHSビデオレコーダを1台にまとめたDVD+VHS一体型レコーダ。DVDレコーダ部はDVD-R/RWメディアへの記録に対応し、DVD-R/RWからVHS、VHSからDVD-R/RWへの双方向ダビングが行なえる。録画予約もDVDとVHSに個別に設定でき、予約録画数は各8番組/年。また、DV入出力からDVD-R/RWへ双方向にダビングもできる。

リモコン

　DVD-RWへの記録は、ビデオフォーマットとVRフォーマットを選択可能。録画モードは、VRフォーマットがFINE(高画質)、SP(標準)、LP(2倍)、EP(3倍)の4種類で、最大記録時間はそれぞれ約1時間、約2時間、約4時間、約6時間。ビデオフォーマットはCBRでの録画となり高画質、標準、2倍の3段階。音声はドルビーデジタル2chで記録する。

　再生可能なディスクは、DVDビデオ、ビデオCD、音楽CD、CD-R/RW、DVD-R/RW。画質面では、3次元Y/C分離回路、デジタルノイズリダクション、デジタルガンマ機能などを搭載する。プログレッシブ再生にも対応し、プログレッシブ化時には2-3プルダウン方式、または動き適応型補完方式が適用される。

　VHSビデオ部は、500倍高速FF/REW、Gコード予約機能などを搭載。外部入力からの信号を検知すると自動的に録画を行なう「外部入力自動録画」や、再生ソースに応じてDVD、ビデオを自動的に切り替える「DVD/ビデオ自動出力切り替え」も装備している。

　DV入出力以外の映像端子は、S映像入力×2系統、コンポジット入力×2系統、S映像出力×1系統(DVD専用)、D2出力×1系統(DVD専用)、コンポジット出力×1系統。音声は、アナログ入力×2系統、光デジタル出力(DVD専用)×1系統を備え備えている。外形寸法および重量は430×346×100mm(幅×奥行き×高さ)、6.2kg。

　2つのスピーカーでサラウンドを再現するという「ドルビーバーチャルサラウンド(スペシャライザー方式)」も搭載。内蔵チューナはVHF、UHF、CATVに対応し、EPGでの録画機能は搭載していない。

　DVDレコーダ+Hi-Fi VHSレコーダの組み合わせは、3月25日発売の松下電器製「DMR-E70V」に続く発表。DV-RW100がDVD-R/RW、DMR-E70VがDVD-RAM/Rでの記録に対応し、DV-RW100はDV入出力を備え、DMR-E70Vがダブルチューナ搭載という違いがある。また、DMR-E70Vは、ダビングTBCと5倍モードを搭載している。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030306-4.html
□関連記事
【2月5日】松下、相互ダビングもできるVHS一体型DVDレコーダ
－ダブルチューナ搭載、VHS/DVDの同時録画も可能
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030205/pana3.htm

(2003年3月6日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]

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