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仏アルコス(ARCHOS)は、液晶ディスプレイを搭載し、XviDやDivX形式の動画再生が可能なHDDポータブルストレージ「Jukebox Multimedia 120」を日本で4月上旬より発売する。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は5万円台の見込み。対応OSはWindows 98 SE/Me/2000/XP、Mac OS 9.2/X。 「Jukebox Multimedia 120」は、20GBのHDDを内蔵し、1.5インチ(237×234ピクセル)の液晶カラーディスプレイを搭載したポータブルプレーヤー。動画ファイル以外にも、静止画(JPEG、BMP)の表示が可能。さらに、イヤフォン端子も装備し、MP3プレーヤーとしても利用できる。また、USB 2.0端子でPCと接続することで、外付けのHDDストレージデバイスとしても使用可能。 1月発売の「Jukebox Multimedia 20」の後継モデルとなっており、主な違いはDivXに加えXviD形式の動画ファイルにも対応したこと。また、USB 2.0端子を装備することで転送速度が高速化、さらに操作系のレスポンスも向上したという。 本体サイズは110×79×29mm(縦×横×厚さ)で、前モデルの113×79×30mmとほぼ同じ。また、重量も変わらず290gとなっている。本体デザインに大きな変更はないが、中央に黒いプレートが埋め込まれている。バッテリはリチウムイオン電池を採用し、MP3再生時の連続駆動時間は約7時間。 対応する動画形式はMPEG-4 Simple Profileと、MPEG-4互換のDivX 4.0、5.0.、XviD。対応解像度は352×288ドット(30fps)から、640×368ドット(25fps)までをサポート。MP3の再生は30~320kbpsのCBR、VBRに対応する。 また、ステレオライン入出力や、光デジタル入出力端子、内蔵マイクなども装備しており、本体のみでMP3形式のエンコードが可能。ビットレートは30~160kbps(VBR)。出力端子はほかにも、イヤフォン出力とコンポジットビデオ出力を用意し、動画ファイルをテレビに表示することもできる。 本体下部に専用の拡張スロットを装備しており、オプションで1.3メガピクセルのデジタルカメラユニットや、テレビから直接本体にMPEG-4形式で録画できるビデオレコーダユニット、各種カードリーダ、FMラジオユニットなどの拡張モジュールが接続可能。なお、全モジュールはJukebox Multimedia10、20、120に対応する。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格はいずれも1万円前後。発売は4月中を予定しているという。
□アルコスのホームページ(英文)
(2003年4月3日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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