富士通、ネットワーク対応の液晶プロジェクタ －A4サイズで2,100ANSIルーメンの小型タイプも同時発売

PJ-X3500

4月28日発売 標準価格：「PJ-X3500」72万円 　　　　　 　「PJ-X2100」50万円 問い合わせ：お問い合わせ窓口 　　　　　　　　Tel.0120-950-222

■ PJ-X3500

　1.0型XGA(1024×768ドット)のポリシリコンTFT液晶パネルを搭載した液晶プロジェクタ。輝度3,500ANSIルーメンでリアルXGAながら、70万円という低価格を実現した。275WのUHBランプを採用し、製品にはレーザーポインタ付きリモコンが付属する。

　上下左右方向に対応した台形歪み補正機能も搭載しており、天吊りにも対応。別売のワイヤレスユニットを追加することで、無線LAN(IEEE 802.11b)に対応する。ワイヤレスユニットの価格は13万円。なお、ユニットにはPCカードスロットも装備しており、保存した画像データを投影可能。

　有線、および無線LANにて最大4台のPCから同時接続が可能。4画面を同時に表示したり、各画面の切り替えもできる。また、ランプの使用時間表示や電源のオン、オフなど、設定や管理をWebブラウザから行なえる。

　映像入力端子は、コンポジット、S端子、コンポーネント、ミニD-Sub15ピン、BNC、DVI-Dを各1系統装備。音声入力は、アナログを1系統、ステレオミニを2系統用意。音声出力は、ステレオミニを1系統装備するほか、ステレオスピーカーも内蔵している。外形寸法は、380×290×120mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5.7kg。

■ PJ-X2100

PJ-X2100

　A4サイズで重量3.2kgのモバイル液晶プロジェクタ。短焦点の非球面レンズを採用し、投写距離1.8mで60型の画面投写が可能。PJ-X3500と同じく、上下左右方向に対応した台形歪み補正機能も搭載して、レーザーポインタ付きリモコンも付属する。

　外形寸法は298×228×76mm(幅×奥行き×高さ)。液晶パネルは0.9型を搭載しており、解像度はXGA。200WのUHBランプを採用しており、輝度は2,100ANSIルーメン。

　また、最大16倍までの画面の部分拡大機能も装備。そのほかにも、拡大部分を画面上で移動できる「ターニング機能」や、スクリーン上の画像を一時的に隠せる「ブランク機能」なども搭載する。

　映像入力端子は、コンポジット、S端子、コンポーネントを各1系統、ミニD-Sub15ピンを2系統装備する。音声入力は、アナログを1系統、ステレオミニを2系統用意。音声出力は、ステレオミニを1系統装備するほか、ステレオスピーカーも内蔵している。

□富士通のホームページ
http://jp.fujitsu.com/
□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2003/04/16-1.html
□関連記事
【2002年10月7日】富士通、A4ファイルサイズ液晶プロジェクタ「PJ-X1700」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021007/fujitsu.htm
【2001年2月20日】富士通、教室向けなど液晶プロジェクタ2機種
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010220/fujitsu.htm

(2003年4月16日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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