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ピクセラ、FireWire接続のMac用TVキャプチャユニット
-富士通製ハードウェアMPEGエンコーダ・デコーダ搭載


5月中旬発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:ピクセラ
     Tel.0120-727-231


 株式会社ピクセラは、IEEE 1394接続のMacintosh用TVチューナ内蔵MPEGキャプチャユニット「CaptyTV/FireWire(PIX-MPTV/F1M)」を5月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は35,800円前後の見込み。対応OSはMac OS X 10.2.3以降。

 ハードウェアMPEG-1/2エンコーダ・デコーダを内蔵した、IEEE 1394接続のMPEGキャプチャユニット。同社によればIEEE 1394接続のMPEGキャプチャユニットの発売は世界初としている。MPEGエンコーダ・デコーダは、富士通製の「MB86392」。エンコーダにTBCを内蔵しているため、古いビデオテープなどのキャプチャも高画質に行なえるという。デコーダはCaptyで記録したファイルの出力が行なえるが、DVDの出力はできない。

 TVチューナは日立メディアエレクトロニクス製の「PCF-J200AT」で、音声多重/ステレオ放送に対応する。映像記録形式はMPEG-1/2で、キャプチャ解像度は720×480/480×480/352×480/352×240/176×112ドット。ビットレートはMPEG-2が2~15Mbps(CBR/VBR)、MPEG-1が1~5Mbps(CBR)。オーディオ形式はMPEG-1 Layer2で、ビットレートは128/160/192/224/256/384kbps。

 同社製の録画ソフト「PixeStationTV」や、映像管理ソフト「PixeDV for Mac」を同梱。画像フィルタによるノイズ低減処理や、リアルタイムの画質調整などが行なえるほか、iEPGによる録画予約にも対応。Mac OS Xのスリープ機能に対応したスケジュール録画もサポートしている。また、後日アップデータの提供により、追いかけ再生にも対応する。

 搭載する編集機能はGOP単位だが、フレーム単位の編集が可能な上位版ソフト「Capty MPEG Edit(仮称)」へのアップグレードも可能となっている。

 入力端子は、S映像、コンポジット映像と、ステレオ音声入力。出力端子はミニDIN7ピン(S映像/コンポジット共用)、ステレオミニ。IEEE 1394は2ポート(6ピン)装備している。

 消費電力は11W。本体サイズは140×35×182mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約660g。IEEE 1394ケーブルやピンジャック変換ケーブル(出力用)、RCAコンポジットケーブル(入力用)が同梱される。

□ピクセラのホームページ
http://www.pixela.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pixela.co.jp/news/2003/0417.html

(2003年4月17日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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