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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ATRAC3plus PR事務局は21日、ソニーのオーディオ圧縮コーデック「ATRAC3plus」に関する主観評価実験の結果を公開した。 実験は、ATRAC3plusの品質を検証するために、ほかのオーディオ圧縮コーデックとATRAC3plusの比較を行ない、評価者の主観により評価された。この実験により、同一ビットレートではATRAC3plusの音質がよく、128kbpsの他のオーディオコーデック(MP3系2種類)と64kbpsのATRAC3plusの音質は、ほぼ同等と評価されたとしている。
調査対象者は、11名の大学生と、20代の社会人12名、音楽関係者10名の3つのグループに分けて行なわれた。大学生、社会人ともに、「週4日以上自宅やポータブルプレーヤーで音楽を聴き、音楽再生音質についてこだわりがある」ユーザーを対象にしている。また、音楽関係者は、作曲家やレコーディングエンジニアなどの専門家が含まれている。 実験は2月に行なわれ、ヒットチャートの上位5曲のほか、スピーチ、楽器音などの計10曲をそれぞれのコーデックで記録。CD-Rに録音したものを、同社の5CDチェンジャと「RCD-W50C」と、ヘッドフォン「MDR-CD3000」を利用して行なわれた。 ATRAC3plusは、従来のATRAC3に比べ、より圧縮率を高めたオーディオコーデック。同社のネットワークウォークマン「NW-MS70D」などに採用されており、48/64kbpsなどの低ビットレートでの高音質化を図っている。 □ソニーのホームページ (2003年4月21日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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