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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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米Apple Computerは28月(現地時間)、音楽ダウンロード販売サービス「iTunes Music Store(アイチューンズ・ミュージックストア)」を開始した。同時に、Macintosh用対応ソフト「iTunes 4」を公開。無償でダウンロードできる。対応OSは、Mac OS X Ver.10.1.5以降。なお、Windowsへの対応も年内に行なう予定。 ただし現時点では、iTunes Music Storeが利用できるのは、請求書送付先住所が米国のユーザーのみで、実質的に米国限定のサービスとなっている。 iTunes Music Storeでの販売価格は、1曲99セント。購入した楽曲は、個人利用を目的としている限り、枚数無制限でCD-Rに記録できるほか、台数無制限のiPod、最大3台のMacintoshで再生可能。さらに「iPhoto」、「iMovie」、「iDVD」など、他のアプリケーションでも利用できる。 同社CEOスティーブ・ジョブス氏は「消費者は犯罪者のように扱われることを好まないし、アーティストは価値ある作品が盗まれることを望んでいない。iTunes Music Storeは両者にとって、まったく新しいソリューションになる」と述べている。 品揃えは、BMG、EMI、Sony Music、Universal、Warnerなどの音楽会社が所有する20万曲以上の楽曲を用意。さらに、ボブ・ディラン、U2、エミネム、シェリル・クロウ、スティングなど20以上のアーティストによる一部楽曲の独占提供や、一部のアーティストによる特別ミュージックビデオの無償提供も行なう。 楽曲はiTunes 4上で、ジャンルやアーティスト、アルバム別に検索でき、全曲30秒間無料で試聴も可能。オーディオフォーマットには、ビットレート128KbpsのAACを採用する。
iTunes 4では、Macintosh間で音楽共有を可能にする「Rendezvous」対応などの機能も強化。ファイルを複製することなく、合法的に別のMacintoshに音楽をストリーミングできるとしている。
□米Appleのホームページ(英文) (2003年4月29日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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