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住友電気工業株式会社は、3基以上の衛星の電波を1台で受信できる半球状の衛星放送用アンテナを開発したと発表した。2004年度中には、レンズ部を月産3万個をめどに量産開始し、アンテナメーカーに供給する。 特徴は、半球状の樹脂レンズ「マルチビームレンズ」を採用したこと。同レンズは、電波透過力の異なる層で構成され、異なる入射角の電波を1つの焦点に集めて受信できる。衛星に向けて設置する必要がないう上、1台で3基以上のBS、CSなどの衛星電波を受信できるという。 従来、船舶用などに用途が限定されていたマルチビームレンズを、50分の1程度のコストで生産する技術を独自に開発。店頭価格で2万円弱のアンテナを実現できるとしている。生産は大阪製作所。
□住友電工のホームページ (2003年5月2日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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