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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)は14日、小型光ディスクシステムを採用した携帯型エンターテインメントシステム「PSP」を2004年の年末商戦をめどに発売すると発表した。同社では、今秋よりソフトウェア開発ツールの提供を開始し、ゲームソフトなどの新コンテンツの開発をサポートしていくという。 ソフトの供給メディアとして新開発の60mm径光ディスク「UMD(ユニバーサル・メディア・ディスク)」を採用する。記録容量は1.8GBで、ディスクに固有IDを持たせるなどの著作権保護対策を施しているという。 同ディスクの採用により、従来の携帯型ゲーム機で採用されているマスクROMカートリッジに比べ、大容量/低価格化が容易に行なえるほか、生産リードタイムの短縮を図ることができるとしており、同社では「携帯型エンタテインメントプラットホームにおいても家庭用ゲーム機器と同様のメディアの世代交代を実現する」としている。 ディスプレイは480×272ドットのワイドTFT液晶を採用。また、高性能チップセットの導入により、豊かな3次元映像表現や、MPEG-4などのデコードに対応し、DVDビデオ並みの高画質映像再生が行なえるという。 USB 2.0端子を備え、PSP間の相互接続や、プレイステーション 2をはじめとするさまざまな外部機器との接続が可能。メモリースティックスロットも備えている。バッテリはリチウムイオン電池。 同社の代表取締役社長兼CEOの久夛良木健氏は、「'79年に発売された“ウォークマン”が音楽の楽しさをあらゆる場所に解き放ったように、今度は“PSP”がゲーム/映像/音楽を含む多様なエンタテインメントの楽しさをあらゆる場所に解き放っていくものと期待している」と語っている。 □SCEIのホームページ (2003年5月14日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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