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韓国Samsung SDIは15日、世界最大サイズの70型プラズマディスプレイの開発に成功したと発表した。直視型では最大サイズ。生産は2004年初めに完工する第2生産ラインで行ない、月産枚数は2~3,000枚を予定している。 発表されたのは、解像度1,920×1,080ドット、70型ワイド(1,550×1,000mm)のプラズマディスプレイ。2002年に同社より発表された63型ワイドを超える大きさで、コントラスト比は1,200:1、輝度は800cd/m2。用途として「大型会議室、空港、駅内などに最適」としている。 同ディスプレイには、超高精細隔壁形成技術と、高速駆動回路技術などを投入。映像信号走査速度を、従来の2μs秒から1μsに改善している。 また、同ディスプレイの開発により、30~40型プラズマディスプレイの4枚以上の多面取り製造技術を確立。液晶ディスプレイに対し、原価競争で優位に立てるという。なお、Samsungの液晶テレビ用第5世代ラインでは、32型の多面取りは3枚までとなっている。 Samsung SDIでは、2003年度の第2四半期中、第1生産ラインを増強し、プラズマディスプレイパネル全体で月産4万枚の生産を見込んでいる。また、2004年1月に第2生産ラインの追加増設が完了すれば、月産能力は第1、第2ラインで計10万5千枚の規模になるという。
□Samsung SDIのホームページ (2003年5月15日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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