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シャープ、D2入力装備の液晶テレビ「AQUOS」
-1ビットデジタルアンプ搭載モデルも


LC-13C5、LC-15C5、LC-20C5
6月3日より順次発売

標準価格:「LC-20C5」18万円
       「LC-15C5」12万円
       「LC-13C5」8万円

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 シャープ株式会社は、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」の新製品として、1ビットデジタルアンプを搭載した20V型「LC-20C5」を6月3日に発売する。価格は18万円。

 また、15V型「LC-15C5」、13V型「LC-13C5」の液晶テレビも7月1日に発売。価格は15C5が12万円、13C5が8万円となっている。

 全モデルともD2入力端子を備え、プログレッシブ表示が可能。スクイーズ信号は自動的にレターボックスに変換(V圧縮)して表示する。BSアナログチューナも内蔵している。

 また、ドルビープロロジック IIデコーダとバーチャルドルビーサラウンド機能を搭載。フロントの2スピーカーだけで立体音場を楽しめるという。さらに、スピーカーにはパンチングメタル処理を施し、開口率を向上させている。

 本体デザインは引き続き、インダストリアルデザイナーの喜多俊之氏が担当した。キャリングハンドル一体型のスタンドも承前。前後左右のチルトが可能で、壁掛けにも対応する。

 画質面では、ASV方式の低反射ブラックTFT液晶を採用。明るい部屋でも「より黒の引き締まった高コントラストな映像が得られる」としている。また、RGBを独立してコントロールする「独立ガンマ補正」により、明るさが変わっても、細かいホワイトバランスの調整が可能。暗いシーンをクッキリ映すという「黒伸張技術」も備えている。

 パネルの視野角は上下左右とも170度。輝度は450cd/m2。部屋の明るさに応じて画面の明るさを自動的に調整する「明るさセンサー」も搭載している。


■ LC-20C5

LC-20C5
 解像度640×480ドットの20V型パネルを採用する液晶テレビ。

 独自の1ビットデジタルアンプを搭載し、最大音声出力は5W×2ch。コンパクトながら迫力あるシアターサウンドを楽しめるという。スピーカーは57mm径×2個を装備。

 また、デジタルゴーストリダクションや、3次元デジタルY/C分離機能も搭載している。

 映像入力は、D2×2系統、S映像×1系統、コンポジット×3系統(デコーダ入力、ビデオ出力、BS出力と共用)。ヘッドフォン端子は本体前面に備えている。

 テーブルスタンドを含む外形寸法は、483×269×594mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.8kg。消費電力は66Wで、バックライト寿命は約6万時間(標準モード)となっている。


■ LC-15C5/13C5

 画面サイズ以外の20C5との違いは、1ビットデジタルアンプ、デジタルゴーストリダクション、3次元デジタルY/C分離回路を搭載していないこと。D2入力端子も2系統ではなく、1系統を装備。スピーカーも50mm径と小型になっている。そのほかの仕様は20C5と共通。

 テーブルスタンドを含む外形寸法は、15C5が377m×217×476mm(幅×奥行き×高さ)、13C5が335×199×436mm(同)。重量は、15C5が5.6kg、13C5が4.7kgとなっている。

□シャープのホームページ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/030520.html
□関連記事
【2002年3月27日】シャープ、液晶TV「AQUOS」のBSチューナを内蔵した新シリーズ
-2.1chサウンドシステムも搭載、13型は88,000円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020327/sharp.htm

(2003年5月20日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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