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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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カノープス株式会社のTVキャプチャカード「MTV3000W」用の非圧縮2番組同時キャプチャドライバ「ZZドライバ(通称)」が、インプレス刊の「DOS/V POWER REPORT 2003年7月号」(5月29日発売、税別933円)の付録DVD-ROMに収録された。 ZZドライバは、MTV3000Wで2番組の同時キャプチャを可能にするドライバ。MTV3000Wは、2系統のテレビチューナを装備し、2番組の同時視聴(2画面表示)や、裏番組録画が特徴の製品だが、2番組の同時録画は行なえなかった。 今回のZZドライバは、1系統(Aチューナ)をMTV3000WのハードウェアMPEGエンコーダで、もう1系統(Bチューナ)をDirectShow対応のキャプチャソフトを使用して、キャプチャできる。このときのBチューナのキャプチャデバイスは「MTV Capture ZZ」となる。 Bチューナ側の録画ソフトには、「AmCap」(DirectX 9 SDK付属)や、「hunuaaCap」、「Windows Media Encoder 9」などのDirectShow対応キャプチャソフトが必要。また、キャプチャ時には、HW-MPEGモードの2画面モードで利用する必要があるほか、BチューナのチャンネルやNR設定などはあらかじめFEATHERで設定しておかなければならない。また、Bチューナ用の音声はサウンドカード経由で録音する必要があるなどやや敷居が高い。
そのため、ZZドライバはあくまで「研究・開発用」と位置付けられ、現在のところ、DOS/V POWER REPORT 2003年7月号の付録DVD-ROMなど限定的な配布のみが行なわれている。 以上のようなことから、このドライバはカノープスのサポート対象外であり、問い合わせも受け付けていない。 なお、ZZドライバではハードウェアエンコードによるMPEGキャプチャとソフトウェアエンコードによるAVIキャプチャを同時に行なうため、非常にスペックの高いPCが要求される。そのため、同社では「WCAPTEST」というベンチマークソフトをあわせて提供している。 □カノープスのホームページ (2003年6月2日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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