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株式会社オーディオテクニカは、AV機器のプラグなどに塗布し、音質や画質の向上を図る接点導通剤「テクニコンタクト」を6月21日に発売する。使用可能なプラグは、RCAのピンプラグと標準ヘッドフォン、ステレオミニの3種類。 塗布用のペンなどを同梱したキット「AT6221」と、「AT6221」に接点クリーニングセットを加えた「AT6222」の2種類が用意され、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は「AT6221」が2,500円前後、「AT6222」が3,000円前後の見込み。 「テクニコンタクト」は、スクワランオイルに誘電性を持つナノサイズの超微粒子(グラファイトクラスターダイヤモンド)を混ぜた液体状の接点導通剤。AV機器のプラグに塗布すると、金属の表面の小さな隙間にオイルが超微粒子を入り込ませ、ジャックに差し込んだ時の接点抵抗を低減、伝送をスムーズにするという。 これにより、音の抜けが良くなり、音場が拡大するなどの音質的な向上が見込めるほか、画質面では解像度やS/N比の向上などが期待できるという。また、スクワランオイルには端子の酸化を抑制する効果もあるとしている。
AT6221は、内容量0.2mlのテクニコンタクトに加え、塗布用のコンタクトペン、溶液拭き取り用のペーパー、溶液をプラグに馴染ませるためのコンタクトスティック(ピンプラグ用)を1個同梱する。 AT6222の接点クリニカキットには、端子の汚れや酸化した皮膜の除去作用がある「接点クリニカ」と、クリーニングスティック(ピンプラグ用×1、ジャック用×1)、綿棒×5本を同梱している。 テクニコンタクトを塗布する前に接点クリニカで端子をクリーニングすることで、効果がより高いく維持できるという。なお、どちらの製品も保管箱として使える特殊パッケージ仕様となる。
(2003年6月9日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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