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アドテック、MPIO用最新ファームウェアアップデータ
-再生時間が約15%向上。フェード機能なども追加


6月9日公開


 株式会社アドテックは、ポータブルWMA/MP3プレーヤー「MPIO」の最新ファームウェアを公開した。対象機種は、「AD-FL10-128」、「AD-FL10-64」、「AD-CL10」、「AD-FD10-256S」、「AD-FD10-128B」、「AD-FD10-128R」。ファイルサイズは、FL10シリーズ用が231KB、CL10用が640KB、FD10シリーズ用が235KB。


■AD-FL10シリーズ(Ver.1.21)

AD-FL10-128
 Ver.1.21での変更点は以下の通り。

  • 再生可能時間が約15%向上し、13時間(44.1KHz、128Kbps固定時)の再生が可能になった
  • 音声・FM録音時に8kHz(モノラル、低音質)と22.05kHz(モノラル、高音質)から選択可能になった
  • FADE機能を追加
  • 本体ディスプレイに残り時間が表示可能になった
  • スクロールが細かく設定可能になった
  • ナビゲーション機能の使用時に発生するノイズを抑えた
  • メイン画面で曲リストが3列並んで表示されるように修正し、曲検索時をより容易にした


■AD-CL10シリーズ(Ver.1.02、Ver.1.04)

AD-CL10
 Ver.1.02と1.04が公開された。Ver.1.02での変更点は以下の通り。

  • 「MENU」ボタンの設定中に上下位置動作が反対になっている問題を修正
  • FMConfig設定がKOREAになっている問題を修正
 またVer.1.04では、CD-ROMのローディング時間が短くなり、従来の60秒から約25~35秒に短縮された。ただし、CD-ROMの書き込み設定によっては認識率が低下する恐れがあるという。そのため同社では「問題が出る場合、Ver.1.02で使用してほしい」と訴えている。


■AD-FD10シリーズ(Ver.1.42)

AD-FD10-256S

 Ver.1.42での変更点は以下の通り。

  • 再生可能時間が約15%向上し、13時間(44.1KHz、128Kbps固定時)の再生が可能になった
  • 録音時に残り時間を「時:分:秒」で表示するよう変更
  • ファームウェアVer.1.40使用時に、8kHz(Low)で音声録音を行なうと、ファームウェアVer.1.37より雑音がひどくなる問題を修正

□アドテックのホームページ
http://www.adtec.co.jp/
□ダウンロードページ
http://www.adtec.co.jp/mpio/firmware.html
□関連記事
【2002年10月16日】アドテック、MP3/WMAプレーヤー「MPIO」の最新モデル
-韓国デジタルウェイとの共同開発で3機種6モデルを投入
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021016/adtec.htm

(2003年6月10日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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