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パイオニア、追いかけ再生対応DVD-RWレコーダ
-CMカットが容易なチャプター編集機能も搭載


8月下旬発売

標準価格: オープンプライス

連絡先:カスタマーサポートセンター
     Tel.0070-800-8181-22


 パイオニア株式会社は、追いかけ再生に対応したDVD-R/RWレコーダ「DVR-310-S」を8月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。

 最大の特徴は、DVD-RW方式のレコーダとしては初めて、録画しながら再生できる「追いかけ再生」(VRモードのみ)に対応したこと。DVD-R/RWのビデオ/VRモードとも、記録モードはFINE/SP/LP/EPの4モードと、32ステップのマニュアルモード(MN)が用意されており、VBRに対応する。

 記録時間はFINEが約1時間、SPが約2時間、LPが約4時間、EPが約6時間、MNが約1~6時間。FINEモードとMNモードではリニアPCM音声記録も可能。

 録画予約は、リモコンの十字キーを使って画面上のカーソルで開始時刻と終了時刻を指定する「かんたん予約」と、Gコード予約に対応。予約番組数は1ヵ月32番組。

 また、過去に使用した30枚のディスク内容と残量時間を一覧表示する「ディスク一覧」や、選択タイトルを子画面に音声付動画で表示する「アドバンスドディスクナビ」などを装備。ビデオモードで録画したDVD-RWのファイナライズ解除も可能となっている。

 VRモードではチャプター編集が可能で、音声(ステレオ/モノラル/二カ国語)に連動して自動的にチャプタを打つこともできる。これにより、「CMカットも容易に行なえる」としている。さらに、編集した映像の切れ目もスムーズに再生する「シームレス再生機能」(最大0.5秒編集ポイントからずれる)も装備する。

 レコーダエンジンは、株式会社ルネサステクノロジーとの共同開発で、エンコーダやデコーダなどを1チップ化。従来機で11チップを使用していた機能を1チップにまとめたことにより、システムノイズを大幅に削減し、高画質化を実現したという。また、3次元Y/C分離回路や、デジタルTBC、デジタル・ビデオ・ノイズ・リダクションなどの高画質化機能も搭載し、録画時の画質調整機能「ピクチャークリエイション」も備えている。

 DVDプレーヤーとしては10bit/54MHzビデオDACを搭載し、2-3プルダウン方式のダイレクトプログレッシブ出力方式を採用。また、WMA/MP3/JPEGを記録したCD-R/RWの再生に対応するほか、バーチャルサラウンド機能も備えている。

 出力端子は、D2×1、S映像×2、コンポジット×2、光デジタル×1、アナログ音声×2。入力端子は、アンテナ入力のほか、S映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×3、SRコントロール入力などを装備する。

 消費電力は22W(待機時FL OFF/0.38W)。外形寸法は420×341×69mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.3kg。Gコード対応のリモコンが付属する。

□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pioneer.co.jp/press/release399-j.html
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【1月12日】【CES 2003 パイオニア編】
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/20030112/ces12.htm

(2003年7月29日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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