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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本マランツ株式会社は、マルチチャンネル入力の付いたプリメインアンプ「PM8100SA ver.2」、「PM6100SA ver.2」を8月下旬に発売する。価格は、PM8100SA ver.2が75,000円、PM6100SA ver.2が43,000円。 同時に、ステレオパワーアンプの「SM6100SA ver.2」も発売する。価格は38,000円。
■ PM8100SA ver.2
「PM8100SA」の後継機で、主な変更点は、ショットキーバリアダイオードなど、上位機種のセパレートアンプと同等のパーツに変更したこと。 スピーカー出力はフロントL/Rのみを装備し、マルチチャンネル用に6chのプリアウトを備える。単体では2chプリメインアンプとして利用でき、別途パワーアンプを接続することで、マルチチャンネルプリアンプとして使用可能。 入力はアナログ6ch×1、アナログ2ch×5(内1系統はMMカートリッジ対応フォノ入力)。6chプリアウト以外の出力端子は、アナログ2ch×2系統と、前面ヘッドフォン端子。ACアウトレット×3も装備する。 プリ部とパワー部のデカップリングコンデンサ(計17カ所)に、オーディオ専用コンデンサを採用。新開発のフィルムコンデンサも随所に搭載している。電源ブロックには、セパレートアンプと同系列の低箔倍率ケミコンを採用した。また、整流回路にショットキーバリアダイオードを搭載し、高効率とローノイズ化を図ったという。 6chプリアンプすべてに電流帰還型回路を搭載。さらに、ローノイズ金属皮膜抵抗や高音質フィルムコンデンサを使用し、「SACDに必要な信号の高速化とダイナミックレンジの確保により、上級パワーアンプも確実にドライブする」という。 ボリュームにはダイキャストフレームのモータ駆動6連ボリュームを採用。従来のボリュームよりチャンネル間の偏差が少なく、電子ボリュームに比べて音質も良いという。
電源には磁束漏洩の少ない“スーパーリングコア”トロイダルトランスを搭載し、整流回路にはセパレートアンプにも採用したショットキーバリアダイオードを採用。ブロックコンデサも大型のものを使用している。
そのほか、入力端子からプリアンプまでを専用リレー回路で直結する「ダイレクトインプット」設計を採用。スピーカー端子はWBT製ターミナル。ACケーブルは着脱可能なインレット式。外形寸法は440×340×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9kg。リモコンも付属する。
■ PM6100SA ver.2
定格出力は出力50W×2ch(8Ω)。入力はアナログ2ch×6系統(内1系統はフォノ入力)、出力はアナログ2ch×2系統、プリアウト×1系統、ヘッドフォン×1系統を装備する。 電流帰還型プリアンプ、同パワーアンプなどをPM8100SA ver.2から継承。さらに、ポリプロピレンコンデンサやローノイズ金属皮膜抵抗などの採用により、「SACDにふさわしい自然な臨場感を実現した」としている。 入力端子には、ダイレクト入力に加え、最大ゲインを一般的なAVアンプと同じ29dBに設定した「バリアブル入力」を採用。ダイレクト入力はPM8100SA ver.2、PM6100SA ver.2のパワー部と同じゲインになっており、バイアンプドライブが可能。外形寸法はPM8100SA ver.2は共通で、重量は7.5kg。ACケーブルは着脱式。リモコンが付属する。
■ SM6100SA ver.2 PM8100AS ver.2のプリアウト用、またはPM6100SA ver.2とのバイアンプ接続を想定した50W×2ch(8Ω)のステレオパワーアンプ。スピーカー出力×2系統のほか、ダイレクト入力、バリアブル入力を各1系統備える。スルー出力も装備。 外形寸法は440×324×124mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.5kg。ACケーブルは着脱式となっている。
なお、PM6100SA ver.2とCDプレーヤーの「CD7300」(5万円)、2ウェイ2スピーカーの「DM601S3」(56,000円、ペア)を組みあわせた「Music Dialog Anthology」も発売する。価格は149,000円。
□マランツのホームページ (2003年8月4日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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