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三洋電機株式会社は、リアスピーカーをワイヤレスで接続できる5.1chシアターシステム「DC-PS1000WL」を10月21日に発売する。価格は15万円。 DVDプレーヤー/FM・AMチューナ内蔵のデコーダと、フロント/リアセンタースピーカーで構成されるシアターシステム。パワーアンプはフロント/リアの各スピーカーの左チャンネルに内蔵され、サブウーファはフロントスピーカーに内蔵されている。 フロントスピーカーは、高さ1,170mmのトールボーイタイプ。左チャンネルのスピーカー内部に、フロント用アンプ50W×2chと、センター用アンプ50W×1chを内蔵するほか、エンクロージャ下部にアクティブサブウーファも内蔵。サブウーファ用の80Wアンプも搭載している。
なお、フロント右チャンネルはパッシブ型となっており、本体下部にパッシブ型のサブウーファを内蔵。センタースピーカーもパッシブ型で、どちらもフロント左チャンネルとケーブル接続し、駆動させる。 同社によれば、フロントスピーカー両方にサブウーファを内蔵することで、システム全体の省スペース化を実現するとともに、左右から重低音が再生されるので、バランスの良い音質効果が得られるという。 また、左チャンネルのフロントスピーカーは、ワイヤレス送信機も内蔵している。受信機を内蔵したリアスピーカーの左チャンネルに向けて、2.4GHzのデジタル信号で音声を伝送する。なお、リアスピーカーの受信機もエンクロージャ内部に搭載されており、送受信ユニットを付け加える必要はない。 リアスピーカーの左チャンネルは、リアスピーカー駆動用の50W×2chアンプを内蔵。フロント同様、リアスピーカーの右チャンネルはパッシブ型となっており、左チャンネルとスピーカーケーブルで接続する必要がある。
DVDプレーヤー内蔵のデコーダ部は、D2映像端子を装備しており、プログレッシブ出力が可能。デコーダは、ドルビーデジタル、DTS、AACなどに対応する。
なお、同社のプラズマテレビ「V2」、「HD3」、「H3」シリーズとシステム接続すると、プラズマテレビのリモコンで、DC-PS1000WLの音量や電源のON/OFFなどの基本操作が行なえる。
□三洋電機のホームページ
(2003年8月6日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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