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BOSE、ノイズキャンセリングヘッドフォン「QuietComfort2」
-回路と電池をハウジングに内蔵し、折り畳みも可能に


QuietComfort2
9月1日発売

標準価格:39,800円

連絡先:ボーズ・エクスポート・インク
     東京事務所
     Tel.0120-002-009


 ボーズ株式会社は、ノイズキャンセリングヘッドフォン「QuietComfort2(クワイアットコンフォート2)」(QC-2)を9月1日に発売する。価格は39,800円。販売はボーズ・エクスポート・インクによる直販のみで、20日より先行予約の受付けを開始する。

 騒音と逆位相の音波をヘッドフォン内部で生成することで、外部の騒音を音響的に打ち消す「ノイズキャンセリングヘッドフォン」の新製品。2001年発売の「QuietComfort」の後継機にあたる。ドライバ口径は35mmで、密閉ダイナミック式を採用する。

 初代QuietComfortとの大きな違いは、外付けだった消音機構とバッテリ部を、ヘッドフォン部に一体化したこと。電源の単4電池もヘッドフォンに内蔵し、本数も2本から1本に削減された。電池寿命は約35時間。ヘッドフォン単体の重量は従来モデルより10g重い170g(本体のみ)となっている。

ハウジングは前機種より少し小振りになった 消音機構、電池をハウジングに一体化 ケーブルは片出しに変更されたほか、着脱も可能になった。ケーブルにはHI/LO切り替えスイッチを装備する

 また、ヘッドフォンケーブルが片出しに変更され、さらに着脱可能になった。これにより、ケーブルを外して、ヘッドフォンのみでノイズキャンセリング機能だけ利用することもできる。なお、ケーブルにはHI/LO切り替えスイッチを装備し、旅客機内など、特殊な再生システムにも対応できる。ケーブル長は1,780mm。

イヤカップが回転し、折りたたんで収納できるようになった 同梱品

 イヤーカップが90度回転し、収納時に折りたためるようになったのも特徴。折り畳み時の厚さは50mm。これに伴い、付属のキャリングバッグも大幅に小型化されている。

 音質面でもブラッシュアップを行ない、特に無音時のヒスノイズの低減に努めたという。また、消音機構の内蔵によりエンクロージャ部分は小型化したものの、独自のトライポートを搭載することで「大容量のヘッドフォンに匹敵する高音質を実現した」としている。

写真は前モデルの「QuietComfort」
 さらに、専用のアクティブイコライザを内蔵したほか、電源と電子回路を左右のハウジングに独立して配置(配線はヘッドバンド内に設置)するなど、従来機以上に音質にも配慮したという。

 パッケージには、キャリングバッグ、延長ケーブル、ステレオ標準変換プラグ、航空機内オーディオ対応のデュアルプラグ、単4アルカリ電池1本を同梱する。

□BOSEのホームページ
http://www.bose.co.jp/
□ボーズ・エクスポート・インクのホームページ
http://www.bose-export.com/
□ニュースリリース
http://www.bose-export.com/news_2003081101.html
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【2002年8月13日】静寂を得るための忙しい一週間(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2002/0813/mobile166.htm
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http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/8266.html

(2003年8月11日)

[AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]


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