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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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富士通日立プラズマディスプレイ株式会社(FHP)は18日、新開発のe-ALIS方式採用の55V型プラズマディスプレイパネルと、従来比で輝度を約1割向上させた42V/37V/32V型プラズマディスプレイパネルを発表した。 1,366×768ドットの55V型パネルは、新開発のe-ALIS(extended-ALIS)方式を採用。前面パネルはALISの特徴である共通電極構造を採用し、電極を半減させているが、背面パネルには新たに格子状リブを採用した。 e-ALIS方式の採用により、高開口率を得ることができ、50型PDPとしては業界最高輝度の1,000cd/m2を実現した。また、アドレス時に奇数ラインと偶数ラインを交互にアドレスさせ、全ラインを一度に点灯させるプログレッシブ表示に対応する。
42V/37V/32V型では、新放電ガスの採用などの発光効率の向上により、業界最高輝度の1,100cd/m2(42V型)を実現。また、色再現領域の改善と、白色の色温度9,000Kの実現により、青空や白い雲などの再現性を向上させた。 全モデルで新開発のLSIを搭載し、擬似輪郭の低減や、階調表現の改善が図られている。RGB10bit入力対応により、表示色は10億7千万色。また、新蛍光体の採用により、6万時間以上の長寿命化を図っている。
□FHPのホームページ (2003年8月19日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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