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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、DJミキサー2機種を12月中旬より順次発売する。50種類のエフェクトを搭載した上位モデル「DJM-909」が12月中旬より発売され、価格は16万円、クロスフェーダの操作感を調整できる「DJM-707」が12月下旬より発売され、価格は10万円。 ともにプロDJの意見を取り入れ、エフェクトの追加や、音質、信頼性、操作性の向上などを図ったDJミキサー。 上位モデルの「DJM-909」では、50種類のエフェクトを搭載。チャンネルごとに3種類を選びプリセットし、本体天面上部の液晶タッチパネル上のエフェクトパネルを指でなぞれば、連続的にエフェクトを切り替えられる。 また、クロスフェーダや、チャンネルフェーダのスライドノブで、エフェクトのパラメータを変化させる「フェーダーエフェクト」も新搭載。回転式ツマミに比べ操作性を向上させた。BPMに連動し、エコーやディレイをかけられる「ビートエフェクト」も備えるほか、エフェクトをかける周波数レンジ(HI/MID/LOW)の選択ができる「エフェクト周波数セレクト」も装備する。
両モデルともに、非接触光学方式のクロスフェーダを採用。耐久性/安定性を向上させた。また、クロスフェーダの操作感(重さ)を調整できる「クロスフェーダー・フィーリング・アジャスト」を搭載するほか、クロスフェーダの両端の遊びを調整できる「クロスフェーダー・カットラグ」、クロスフェーダー・カーブの33段階左右独立調整などを装備した。 さらに、DJM-909では、液晶ディスプレイにフェーダの状態(カーブ/リバース/カットラグなど)を表示する「フェーダー・カット・モニター」を搭載する。 また、フェーダ操作に連動し、同社製のDJ用CDプレーヤーを再生する「フェーダ・スタート・プレイ」も可能。入出力端子は2モデル共通で、CD入力2系統、PHONO入力2系統、ライン入力2系統、マイク入力1系統、セッション入力1系統のほか、アナログ出力×2(RCA×1、XLR×1)、ブース/セッション出力×1、ヘッドフォン出力1系統を装備する。また、SEND×1、RETURN×1に加え、DJM-909のみ別売のフットスイッチ用端子を備えている。 周波数特性は20Hz~20kHz、全高調波歪率0.02%以下、SN比87dB。消費電力は27W。外形寸法は251×381.6×107.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.5kg(DJM-909)/6.3kg(DJM-707)。 □パイオニアのホームページ (2003年8月26日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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