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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、プラズマテレビ「ピュアビジョン」シリーズの新製品として、メディアレシーバー一体型モデル2機種を10月下旬より順次発売する。発売時期と価格は、BS/110度CSデジタルチューナ搭載の43V型「PDP-434BX」が10月下旬で85万円、BS/110度CSデジタルチューナを省いた43V型下位モデル「PDP-434TX」が11月下旬で798,000円。
8月中旬より一新された、同社の「ピュアビジョン」シリーズに追加される、ディスプレイ部とチューナ部、スピーカー部が一体化したモデル。BXとTXの違いは、BS/110度CSデジタルチューナの有無のみで、主な仕様は同じ。ただし、PDP-434BXには通常のリモコンに加え、簡単リモコンが付属する。 どちらのモデルも解像度1,024×768ドットのパネルを採用。従来のものをベースに改良を加えた「P.U.R.E. Panel」で、発光効率を高めた新蛍光体を採用しており、輝度1,100cd/m2を実現している。 輝度寿命は6万時間以上を確保。さらに、新開発の「ピュアカラーフィルターII」を採用しており、外光反射率の低減と色再現性を向上させ、コントラストが約20%アップしたという。 また、「入力信号のフルデジタル処理」や「MPEG NR(ノイズリダクション)」、「ナチュラル・エンハンサー」、「スーパーCLEAR駆動法」などの機能を内蔵した新画像処理回路「P.U.R.E. Drive」を搭載。ノイズを徹底排除し、メリハリのある鮮明な画像を実現したという。 さらに、ディスプレイ部とメディアレシーバ部の伝送回路を削減し、電源回路の効率化。年間消費電力量はPDP-434BXが299kWh/年、PDP-434TXが290kWh/年で、同社従来モデルと比べPDP-434BXで約39%、PDP-434TXで約41%の省エネを実現したとしている。 ほかにも、24fpsのフィルム撮影を再現する「アドバンスド・ピュアシネマ」、「マルチ画面」などの機能を搭載。さらに、SDメモリーカードスロットを備えており、カード内のJPEGとAACの再生に対応する。
スピーカーは密閉式の2ウェイで、ディスプレイ下部にフルレンジユニット、両サイドにツイータを配置。SRSの3Dサラウンド技術「WOW」も搭載している。アンプの出力は13W×2ch(8Ω時)。 入力端子は、D4入力×2、S2映像入力×3、コンポジット入力×3、アナログ音声入力×4、D-Sub15ピン(アナログRGB)×1。出力は、S映像/コンポジット/アナログ音声、サブウーファプリアウト、ヘッドフォン、光デジタル音声、ビデオコントロール、モジュラー端子を各1系統。さらに、PDP-434BXのみi.LINK端子を2系統用意する。 外形寸法は1,168×131×753mm(幅×奥行き×高さ)。重量はPDP-434BXが34kg、PDP-434TXが33kg。
□パイオニアのホームページ
(2003年8月28日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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