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米LSI Logicは8日(現地時間)、ITU-T承認後、初の国際符号化標準に準拠したH.264プラットフォームを開発したと発表した。同社では、業界初としている。9月11日から15日までオランダ・アムステルダムで開催される「International Broadband Convention(IBC)2003」において、米SeaChange Internationalと米Modulus Videoが展示する。 発表されたのは、5月31日にITU-T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)が承認したH.264/MPEG-4 Advanced Video Coding(AVC)のプラットフォーム。リアルタイム・エンコーダ「VLE4000」、リアルタイム・デコーダ「VLD4000」、ストリーム解析ツール「VSA2000」で構成される。 ブロードバンド・エンターテイメント事業部の技術兼事業開発副社長、Didier LeGall氏は「H.264/MPEG-4 AVC標準がITUに承認されたことで、ビデオ圧縮技術は大きく前進した。このプラットフォームにより、リスクの軽減や迅速な市場投入が可能になる」とコメントしている。 H.264は「MPEG-4 Part 10」とも呼ばれるデータ圧縮形式。LSI Logicは「DVD品質と同等のビデオを1Mbps以下で提供できる」とし、ケーブルおよび衛星通信事業の多チャンネル化や、家庭用ビデオレコーダにおける保存容量の向上などを挙げ、「MPEG-2/H.262以降最大の技術革新」と説明している。
□LSI Logicのホームページ(英文) (2003年9月11日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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