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日立、120GB HDD/DVDマルチドライブ搭載ハイブリッドレコーダ
-地上波EPG搭載。Ethernet経由で録画番組をPC上で再生可能


9月25日発売

標準価格:オープンプライス

連絡先:安心コールセンタ
     Tel.0120-122-790


 株式会社日立製作所は、120GB HDD/DVDマルチドライブ搭載のハイブリッドレコーダ「MSP1000」を9月25日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14~15万円前後の見込み。

 日立グローバルストレージテクノロジ製の120GB HDDと、DVDマルチドライブを採用したハイブリッドレコーダで、Ethernet端子を搭載する。

 記録モードは、HQ/SP/LP/VODの4モードが用意される。音声方式はMPEG-1 Layer2。HDDへの録画時間は、HQが約30時間、SPが約60時間、LPが約120時間、VODが約40時間。VODモードはネットワーク再生用のモード。パソコンとEthernet接続し、付属の視聴ソフト「VOD CLIENT」(Windows XP対応)により、「MSP1000」上の録画ファイルをパソコンからストリーミング視聴できる。なお、パソコンからは視聴のみ行なえ、パソコンに取り込むことはできない。

 また、ストリーム再生できるのはVODモードで録画した番組のみで、他のモードで録画した番組はVODに変換する必要がある。さらに、本体をホームストリーミングモードに設定する必要があり、同モード利用時には、本体での録画/再生が行なえないという制限がある。

 HDDの追いかけ再生や、同時録画再生、録画した番組の音声付1.5倍速早見再生が可能となっている。HDDからDVDへのダビングに対応し、記録可能なディスクはDVD-RAM/DVD-RW/DVD-R。ただし、カートリッジタイプのDVD-RAMには対応しない。

 DVD-R/RWへの記録モードはDVDビデオ形式のみで、DVD-RAMへの記録はDVD-VR形式でないMPEG-2となる。そのため、CPRM信号の含まれた映像の録画が行なえないほか、本機で作成したDVD-RAMディスクは、VR対応のDVDプレーヤー/DVDレコーダなどで再生することはできない。なお、DVD-VR記録のDVD-RW/RAMの再生は可能。

 ダビング時にはDVDメニューの作成も可能で、HQ/SPで記録した番組の圧縮率を変更し、DVD-Rに最大4時間まで録画できる「ジャストダビング」モードも搭載している。

 テレビチューナは、BSアナログ/地上波アナログ/CATVに対応。電子番組表「ADAMS-EPG」を搭載し、最大99件/月までの録画予約が行なえる。保存可能タイトル数は200件。デジタル3次元Y/C分離回路や、デジタルTBC、3次元デジタルノイズリダクションなどの高画質化回路を搭載する。

 デジタルカメラ専用のUSB端子も装備し、カメラ内の撮影データをテレビなどに出力可能。画像のHDDへのコピーは行なえない。

 出力端子は、D1×1、コンポーネント×1、S映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2、光デジタル出力×1。入力端子は、S映像×3、コンポジット×3、アナログ音声×3、BSデコーダ入力×1を搭載している。消費電力は約58W(待機時7W)。外形寸法は430×352×75mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.0kg。

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/030917a.html

(2003年9月17日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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