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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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17日より開幕したWPC EXPOでは、パソコン周辺機器の展示も多く、記録型DVDドライブ関連でも多くの製品が出展されている。 ソニーはDVD+Rの8倍速記録に対応したDVD+RWドライブを参考出展。従来モデルからフロントパネルのデザインが若干変更された。発売時期や価格については決定していないが、製品説明のポップには「DVD+R 8倍速記録規格に正式対応!」とある。+R以外の書き込み速度はDVD+RWが4倍速、DVD-Rが4倍速、DVD-RWが2倍速。
ティアックシステムクリエイトのブースでは、ポータブル型のDVDマルチドライブ「DV-W22PUB」を参考展示。OEM向けに12月をめどに出荷を予定しており、店頭価格は38,000円前後となる見込み。USB 2.0接続のポータブルドライブで、リード時はUSBバスパワー駆動が可能。書き込み速度はDVD-RAM 2倍速、DVD-R 2倍速、DVD-RW 等速。 また、リコーはDVD+R 4倍速記録に対応したスリム型DVD+R/RWドライブを参考展示している。DVD-R/RWの記録には対応せず、DVD+RWの書き込み速度は2.4倍速。
NECのブースでは「Light PC TV」という、液晶テレビにパソコン機能を内蔵したコンセプトモデルを参考出品。テレビ向けの高輝度/広視野角な15型液晶パネルを採用し、GRTや3次元YC分離回路などの高画質化回路を搭載。液晶テレビとしての性能を高めた。 液晶テレビのほか、Windowsパソコンとしても利用可能な一体型製品で、パソコンのOSについてはCE系でなく、Windows XP系のOSを採用する見込み。
また、「マイクロPC」と呼ばれる小型のパソコンも参考展示されている。スティック型のコントローラに5~6インチ程度の1,024×600ドット液晶を搭載したモバイルパソコン。1年以内の発売を目指しているという。 Windows系OSの動作が可能で、ノートパソコンとほぼ同様の機能が利用できる。携帯電話的な操作デバイスを備えたスティック部から、文字入力や各種操作が行なえるほか、USBを2系統搭載し、USBキーボードも利用できる。 VoIP端末やオーディオプレーヤー的な利用も可能という。CPUについては「まだ公開できないが、皆さんご存知のもの」とのことで、1.8インチHDDを内蔵する。
エルザ・ジャパンのブースでは、ハードウェアMPEGエンコーダ搭載のPCIバス用テレビキャプチャカード「ELSA EX-VISION 1000TV」と、USB 2.0対応の外付けテレビキャプチャユニット「ELSA EX-VISION 900TV USB」を出品。「1000TV」が10月上旬より、「900TV USB」が10月中旬より発売される予定。価格は未定。
ELSA EX-VISION 1000TVは、CONEXANT製のMPEG-2エンコーダチップを採用した同社初のハードウェアエンコーダ搭載キャプチャカード。チューナはソニー製で、GRTやNEC製の3次元YC分離チップ、TBCなどの高画質化回路を搭載する。録画/再生ソフトとして、ADAMS-EPG/ADAMS-EPG+対応の「bitcast.TV 1000TV Edition」が添付される。 ELSA EX-VISION 900TV USBは、USB 2.0対応のテレビキャプチャユニット。エンコーダチップはCONEXANT製。GRT、3次元YC分離回路などは搭載しない。録画ソフトは「Digion TVR L.E」がバンドルされる。 新日エレクトロニクスのブースでは、USBメモリプレーヤー「musicdrive α」の新モデルを参考出品している。液晶ディスプレイを新搭載。MP3に加え、新たにWMAの再生に対応し、ボイスレコーディング機能も追加された。年内の発売を予定しており、価格は128MBが従来モデル(実売12,800円)よりやや高くなる見込み。 また同社では、乾電池駆動のUSBメモリプレーヤー「MP-1003(仮)」や、5インチ液晶搭載のポータブルDVDプレーヤー「SDP-5861」も参考出品している。SDP-5861の外形寸法は140×145×30mm(幅×奥行き×高さ)、重量は580g。バッテリ駆動時間は約2時間。
□WPC EXPO 2003のホームページ (2003年9月18日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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