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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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サンプル価格:500円
連絡先:コンポーネント企業グループ 三洋電機株式会社は、WMAデコーダLSI「LC7865V」を開発し、9月にサンプル出荷を開始する。サンプル価格は500円。 LC7865Vは、既存のCD-DSPと同社のCD-MP3「LC78684E」の基本構成に加えるだけで、CD-DA/MP3/WMA再生が可能なCDプレーヤーを実現できるデコーダLSI。WMAデコードを、ハードワイヤード構成として専用回路化したことで、低消費電力を実現した。 消費電流は、WMAデコード時3.3V系2.2mA/1.8V系3.8mA、オーディオスルーモード時2.2mA/3.4mA、CD-DA再生時(アンチショック機能未使用、クロック停止)0.3mA/0.1mAとなっている。同社では「DSPコア1チップ構成のCD-MP3/WMA LSIに比べ、半分以下の消費電力」としている。パッケージもSSOP24(8.0×5.6mm)と小型になっている。 WMAデコーダ部はWMAデコード、WMAヘッダー情報読み出し、フレームエラー自動リカバリー機能を装備。WMA再生時のオーディオ信号出力は、LRCK、BCK、DATAのシリアル出力で、アッテネータおよびミュートも内蔵する。外部DF、DAC用ベースクロック(384Fs)も出力でき、CD-DA/MP3再生をスルーして直接DACに出力することも可能。 さらに、LC78684Eとのハンドシェイク転送に対応しており、LC78684Eのデータ転送を管理することで自動転送を実現できる。
□三洋電機のホームページ
(2003年9月19日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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