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東芝、200mW出力の次世代光ディスク向け青紫半導体レーザ
-片面2層ディスクにも対応可能


10月2日発表


 株式会社東芝は2日、次世代光ディスク向けの200mW出力半導体レーザを開発したと発表した。同レーザは7日より幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2003」に出品される。

 200mWの高出力青紫色半導体レーザで、「世界で最も優れた低ノイズ特性を実現した」としている。活性層と周辺の不純物濃度を高精度に制御して発光効率を向上させたほか、レーザ出射口に独自のコーティングを施して、高出力化を図るとともに、相対雑音強度を世界最小の-132dB/Hzとした。

 また、電極形成時に独自のプロセスを取り入れた。光が発生する活性領域に送り込む電流が均一となる素子構造を形成できるため、安定した出力でビーム形状に乱れのない特性となっているという。

 同レーザーを用いることで、次世代光ディスクで大量のデータの高速記録に対応するほか、片面2層ディスクにも対応できるとしている。

□東芝のホームページ
http://www.toshiba.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2003_10/pr_j0201.htm

(2003年10月2日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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