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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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日本ビクター株式会社は、地上デジタル放送に対応したハイビジョンテレビ2モデルを11月上旬より発売する。地上/BS/110度CSデジタルに対応したCRTテレビで、36型の「HD-36DZ4」と、32型の「HD-32DZ4」が用意される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36型が30万円前後、32型が25万円前後の見込み。
高画質化回路「DET」をバージョンアップ、「新DET」とし、高画質化を実現した。新DETでは、さまざまな入力ソースを総走査線数1,500本にアップコンバート。また、輪郭を補正し、より鮮明な映像を再現するという「新DSD(デジタルスーパーディティール)」を搭載。色の濃さや輝度レベルに応じたエンハンス(輪郭)制御により、「赤い花など色の濃い部分や明るい部分の鮮鋭度アップと、暗い部分のノイズ低減を両立させた」という。 従来のDET同様に、デジタルダイレクト設計を採用。さらに新開発の3次元Y/C分離回路やデジタルクロマデコーダも搭載する。映像処理ASICも一新し、検出精度を38ポイントに向上させた「第3世代ナチュラルプログレッシブ」を搭載。地上アナログ放送もハイビジョンクラスの出力画素にアップコンバートするため、画質の向上が図れるという。 ブラウン管は、新開発の「リアルフォーカス・ファインピッチブラウン管」で、周辺フォーカスとコントラストを向上させた。また、フォーカスの均一性の向上により、EPG画面の視認性が向上しているという。 地上/BS/110度CSデジタル放送と地上アナログ放送/CATVに対応し、地上アナログ放送用のゴーストリダクション機能「第3世代デジタルワイドGRT」や、ノイズクリア回路も装備している。また、地上/BS/110度CSのほか、地上アナログ放送でもEPG機能「Newテレビ番組ガイド」に対応。ジャンル/キーワード/人名などでの番組検索が行なえ、地上アナログ放送では8日分の番組表が取得できる。 さらに、Ethernetを搭載し、松下電器のeネット事業本部が展開する情報サービス「Tナビ」に対応。映画/コンサート情報や、レストラン情報などの生活情報をテレビ上で利用できる。本体前面には、SDカードスロットを備え、デジタルカメラなどのJPEG画像をテレビで閲覧できる。10W×2chのステレオスピーカーも内蔵している。 映像入力端子は、D4映像2系統、S映像3系統、コンポジット4系統を装備。モニター/BS・110度CS録画出力端子や、アナログ音声出力、光デジタル音声出力、サブウーファ出力、センターチャンネル入力などを装備している。
□日本ビクターのホームページ (2003年10月2日) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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