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株式会社オーエス(OS)と株式会社ホームシアターは9日、都内で新型の手動式スクリーン「A1シリーズ」の発表会を開催した。A1シリーズの発売は11月中旬で、価格は67,000円から125,000円。スクリーンはWF201、またはWF202(ピュアマットIIplus)を選択できるが、任意のスクリーンとの組み合わせや、120型以上のスクリーンサイズも指定できる。
手動式フロントスクリーン「A1シリーズ」の特徴は、スクリーンケースのフロントパネルを開閉可能とし、内部のスクリーンローラーを着脱できるようにしたこと。スクリーンのみを容易に交換できる。 また、スクリーンケースの裏の取り付け金具に可動式ブラケットを採用。ブラケットはケース裏のレールにはめ込まれ、レールに沿って横方向に動かせる。ブラケットの取り付け強度に問題はないという。 さらに、スクリーン下端に「テンションアジャスト機構」を装備する。スクリーン下辺を横に引き伸ばすことで、スクリーンに生じるV字型の縦じわなどを低減できるという。OSではこれらの機能を業界初としている。 スクリーンケースはアルミ押し出し材で、ロックと解除がスムーズだという「ボールストップ機構」や、電動スクリーンのようにゆっくりと巻き上がる「ソフトワインド機構」など、同社独自の機構も搭載している。また、アルミフック棒が標準で付属する。
そのほか、持ち運び可能なフロアスタンドタイプの「キャリアビジョン」の60型と80型ワイドが11月末前後より受注可能になる。価格はそれぞれ6万円と8万円。従来は4:3の80型だけだった。スクリーンの自立機構、収納可能な脚部など、キャリアビジョンの特徴を継承している。 また、家庭用のプロジェクタ昇降機の新製品も参考出品された。従来モデルはプロジェクタをチェーンで上下させていたが、新製品ではチェーンの代わりにスクリーンの布を使い、静粛性と小型化を狙ったという。価格は未定。30数万円程度になると見られる。
□オー・エスのホームページ (2003年10月9日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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