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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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パイオニア株式会社は、デジタルインターフェイス「HDMI」を搭載したDVDオーディオ、SACDプレーヤー「DV-S969AVi-N」を12月上旬に発売する。価格は198,000円。自照式ボタン採用のジョグ&ジョイスティックリモコンが付属する。
HDMI(High-Definition Multimedia Interface)は、PC用ディスプレイなどで採用されているDVI(Digital Video Interface)をベースに、互換性を保ちながら家電向けに機能を追加したデジタルインターフェイス。HDMI入力、もしくはデジタル画像信号の暗号化方式「HDCP」に対応したDVI入力端子を装備したディスプレイと接続することで、HD映像とマルチチャンネルオーディオの転送がケーブル1本で行なえる。データ転送速度は最高5Gbps。 搭載するHDMI出力は、映像だけでなく、音声のストリーミング出力にも対応。さらに、独自の画素変換IC「Two-Dimensional Resolution Expander」を搭載しており、従来ディスプレイ側で行なっていた画素変換をDVDプレーヤー側で処理することで、組み合わせるディスプレイに応じた自然な映像再現ができるという。 さらに、業界で初めて216MHz/14bitの映像用DACを搭載。ビデオノイズ成分(量子化誤差ノイズ)をビデオ信号の帯域内から除去する「NSV」(Noise Shaped Video)技術も採用している。
プログレッシブスキャンには、独自の高画質IC「VQE」(Video Quality Enhancer)を使用。PAL方式で記録されたディスクのプログレッシブ再生にも対応している。 画質調節機能は、デジタル・アナログ共通の11項目に加え、HDMI出力用に「HDMIカラー」、「HDMIディティール」の2項目を用意。 また、i.LINKでデジタル音声のマルチチャンネル伝送が可能な「アドバンスド・レゾリューション・デジタル・オーディオ・インターフェイス」も搭載。同技術を採用したAVアンプ「VSA-AX10Ai-N」や、「VSA-AX5i-N」などと接続すると、DVDオーディオやSACDの音声をデジタル伝送できる。 音声DACは、バーブラウン製の192kHz/24bitの「PCM1738EG」を、アナログ5.1ch全チャンネルに搭載。アナログ音声以外の信号をOFFにして、高品位なアナログ再生を可能にするという「Pure Audio」機能を備えるほか、音声信号を192kHzまでアップサンプリングする「レガートレンクコンバージョン・PRO」なども装備しており、音楽CDも高音質で再生できるという。 筐体は、剛性を高めたステイブルシールド・レイヤードシャーシを採用。内部のステンレス・スタビライジング・プレートとの組み合わせで不要振動を抑制する。外形寸法は420×278×109mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5.5kg。 再生可能なメディアは、DVDビデオ、DVDオーディオ、SACD、DVD-R(ビデオモード)、DVD-RW(ビデオモード/VRモード)、ビデオCD、音楽CD、CDV、DTS-CD。さらに、MP3ファイルを収録したCD-R/RWの再生もサポートする。 映像/音声出力端子として、HDMIを1系統用意。音声出力は、i.LINKを2系統、光デジタル、同軸デジタル、アナログ2ch、アナログ5.1chを各1系統装備する。映像出力は、コンポーネントとD2端子を各1系統、S映像とコンポジットを各2系統備える。
□パイオニアのホームページ
(2003年10月16日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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