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エイベックス株式会社は7日、エイベックスグループ連結の2004年3月期中間決算を発表した。売上高は前年同期比12.9%減の320億3,000万円。純利益は3億900万円と、前年同期の13億1,900万円の赤字から黒字に転じた。通期の業績予想に変更はなく、売上高810億円、純利益48億円となっている。 減収の要因として、音楽CD、コンサート収入、グッズ売上などの減収を挙げている。音楽CDは引き続き低迷し、音楽・映像事業の売上は8億円の減収となった。ただし、携帯電話向け音楽配信サービス「着うた」や音楽DVDが好調で、特に音楽DVDは同148%と好調に推移した。 増益への転換は、売上原価の見直しによる利益率の向上(3%増)、販促宣伝費などの効率的な執行による販管費の削減(23億円)によるもの。前年同期の営業利益に対し、14億8,900万円の増益となった。 また、経営方針として「時代に即したアーティスト開発、プロモーション戦略」、「中高年齢層に向けた音楽ジャンルの拡充」、「多様化する音楽ニーズへの対応」、「著作権の啓蒙活動」、「アニメ事業・映像事業の拡大」、「海外市場への展開」を掲げた。 映像事業については、10月1日設立の株式会社エレファント・ピクチャーにより、映画市場への進出とDVD市場を見据えたコンテンツの拡充を目指す。 また、中高年層向けジャンルの拡充策の1つとして、10月から開始した「avex-CLASSICS」レーベルについては、「正統派のクラシック分野に進出すべく設立した。日本の代表的なクラシックレーベルを目指す」とコメントしている。
□エイベックスのホームページ (2003年11月7日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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