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キヤノンは、ホームシアター用途にも使えるというホーム/データ兼用のプロジェクタ「LV-S3」を11月17日に発売する。価格は198,000円。 解像度800×600ドットのデータプロジェクタ。基本的にはデータ用途を志向しているが、デザイン面に高級感と個性を持たせ、「ホームシアター用途にも使って欲しい」というメッセージをこめたという。液晶パネルはエプソン製のD3(Dream3)パネル。
レンズは光学1.2倍の手動ズーム。レンズシフト機構は搭載していない。100型投写時の最短距離は3.2mで、最大200型、1,024×768ドットの表示が可能。光源には160W UHPランプを搭載し、、コントラスト比300:1、明るさは1,250ルーメンとなっている。動作音は32dBA。 映像入力は、アナログRGB(コンポーネント兼用)、S映像、コンポジットを各1系統搭載する。外形寸法は278×212.6×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.2kg。基本機能の操作用とプレゼンテーション用の2種類のリモコンが付属する。
オプションとして、床置きタイプの16:9スクリーン(80型)を用意するほか、リュックタイプにもなる専用キャリングバッグを12月に発売する予定。
同社として初めてホーム市場を見据えた製品だが、まずは得意なデータ分野との兼用タイプをリリース。小規模オフィスなどへの導入を図り、「平日はデータ用、休日はホーム用」といった使い方を提案したいという。また、量販店などでも積極的なシアター展示を行ないたいとしている。
□キヤノンのホームページ (2003年11月12日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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