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カノープス、アナログRGBをDV形式に変換する「TwinPact 100」
-スキャンコンバータとDVコンバータを統合。Win/Mac両対応


12月上旬発売

標準価格:59,800円

連絡先:カスタマーサポート
     Tel.078-992-5846


 カノープス株式会社は、パソコンの表示画面をキャプチャできるデジタル・スクリーン・キャプチャユニット「TwinPact 100」を12月上旬より発売する。価格は59,800円。

TwinPact 100の接続概念図

 パソコンの表示画面をDV形式のビデオファイルとして保存できるスクリーン・キャプチャユニット。MacintoshとWindows両対応のコントロールソフト「Twin Commander」が付属する。対応OSはWindows 2000/XPと、Mac OS X 10.2.7以降。

 DVコンバータとダウンスキャンコンバータの機能を組み合わせ、スクリーンキャプチャを可能とした製品。アナログRGB入出力を装備し、パソコンのアナログRGB出力とディスプレイの間に設置する。

 パソコンの操作画面をそのまま保存できるため、PowerPointによるデモンストレーションをビデオ化したり、操作方法を解説するチュートリアルビデオの作成や、パソコンに表示したビデオファイルのキャプチャなどが簡単に行なえる。VJなどの利用も想定しているという。

 本体には、カノープス製のハードウェアDVコーデックチップと、画像処理チップを搭載し、低CPU負荷でのキャプチャが行なえる。また、同社のスキャンコンバータ「SSC100」と同等の変換チップを内蔵しており、画面の一部や、指定ウィンドウのみを選択してテレビに表示できるほか、選択領域のキャプチャも可能となっている。

 PCからの音声も画面と同時にキャプチャして、1つのAVIファイルに保存できる。スキャンコンバータとしては、最大1,600×1,200ドットまで対応する。また、リモコン操作により、画面エリア選択や、カラーバランス/明るさ/シャープネスなどの画質調整も行なえる。

 アナログ-DVエンコーダとしても利用可能で、3次元Y/C分離回路や、3次元ノイズリダクション、TBCなどを搭載。アナログ入出力のラインTBCやノイズフィルタとしても利用できる。また、スキャンコンバータにもフリッカフィルタを内蔵しており、高品位な表示が行なえるという。

スクリーンキャプチャ機能の解説 スキャンコンバータとしても利用可能で、選択領域のみの出力などが可能

 アナログRGB入出力と、IEEE 1394端子を2系統(4ピン/6ピン各1系統)を装備。映像入力はS映像と、コンポジットを1系統ずつ、音声入力は2系統(RCA/ステレオミニ各1系統)を装備する。出力はS映像、コンポジット、アナログ音声(RCA)を各1系統装備する。

前面に入力切替ボタンや、IEEE 1394などを搭載 背面。アナログRGB入出力やIEEE 1394などを装備 リモコン

□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.canopus.co.jp/press/2003/new_nov.htm
□製品情報
http://www.canopus.co.jp/catalog/twinpact/twinpact100_index.htm
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(2003年11月12日)

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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